東京造形大で「呪い事件」発生との噂...拡散した「呪詛禁止」ビラ、大学に真偽を聞いた
2016年6月2日前後、ツイッターに複数の人物から、下記のような貼り紙の写真が投稿された。
造形大の闇
— nikuzyagaアグリ (@agurifuriu) 2016年6月2日
学長からのお願い
↓
彫刻科が犬頭を作品にしたいと犯人に呼びかける
どういうことなの...... pic.twitter.com/MavwSkcC29
東京造形大学の構内で撮影されたという写真の貼り紙は、「学長からのお願い」というタイトルだ。その内容はあまりにも物騒なもので、
「先日、4‐Aの建物の裏で犬の首が放置されているのが発見されました」
さらに、「壁に書かれた呪詛の言葉」や「藁人形」などなど、剣呑な品が校内で発見されたという記述が続く。締めは、「本学では呪いの行為を禁止します」。
あまりにも怪しいこのメッセージ。早くからイタズラでは?との声も相次いでいたが......。Jタウンネット編集部では、大学に問い合わせてみることにした。
「並んだ椅子の上の煮干で吹いたwww」
これに関して、ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。
大学の掲示物に判子がないと言う事、山の中のアレを大学が13号館として認識してるかどうか怪しいから、学生のいたずらの可能性もありそうな気がする
— じゅに@昼夜逆転 (@nirajunior) 2016年6月1日
最後の「呪いの行為を禁止します」で草w
— シロリヤ (@SILO_LIYA) 2016年6月2日
並んだ椅子の上の煮干で吹いたwww
— キャノン♪ (@kyanon_nikoniko) 2016年6月2日
「学生のいたずらの可能性もありそうな気がする」という人や、「並んだ椅子の上の煮干で吹いたwww」という人もいた。
東京造形大学に貼り紙の件について。
— BOHEM!AN (@TZU_TZU_TZU) 2016年6月2日
犬の首がどうとか、呪いがどうとか書いてありましたが学生の作品の一部で、本当に犬の首を切ったとか置いたなどの事実はないそうです。
ちなみに私は作品とは一切の関係ありません。
こういう「作品」を作るときは公式のフォーマットを正確に学ばないと。普段掲示見てない学生なんだろうなあ。
— 小二田 誠二 (@KONITASeiji) 2016年6月2日
東京造形大学に謎の『学長からのお願い』「本学では呪いの行為を禁止します」という貼り紙 - Togetterまとめ https://t.co/8wR3Pm7H5x
張り紙はガセなんだね、いたずらなんだか作品なんだか
— あすずか (@aSuzukka) 2016年6月2日
東京造形大学に謎の『学長からのお願い』「本学では呪いの行為を禁止します」という貼り紙 - Togetterまとめ https://t.co/g8rZnuiN5T @togetter_jpさんから
「こういう『作品』を作るときは公式のフォーマットを正確に学ばないと」「いたずらなんだか作品なんだか」という意見も多かった。こうしたツイートからもわかるとおり、そもそもこの貼り紙自体が、学生によるイタズラ、もといパフォーマンスではないか、と考える人が多数派だったようだ。
Jタウンネット編集部では、一応念のため、東京造形大学に電話してみた。広報担当者によると、「インターネット上で話題になっている貼り紙は、当大学とは一切関係ありません」、「惑わされることのないよう、学生に注意を促しています」とのことだった。