初夏のティータイムにピッタリ、後味爽やかモンブラン【今日もコンビニメシ/セイコーマート編】
実はいい仕事をしている?引き立て役、中央の生クリーム!
まず、表面のクリーム。生クリームではなく、固めで、ジュワッとした口どけで、ムースっぽい感じです。
味は、見た目の色から想像できた通り、みかん系の味が強くします。その中にパインの味もするような......。爽やかな酸味のクリームです。パッケージには「4種のフルーツの果汁入りクリーム」と書かれているのですが、その4つが私の舌では分かりませんでした。なので、原材料表示を見ることに。
オレンジ、パイン、レモン、温州みかんの果汁を使用しているそうです。みかん系の味を強く感じたのは間違いではありませんでした。
中心部分には、ドーンと生クリーム。
この生クリームと表面のフルーツクリームを合わせて食べると、フルーツの酸味がより際立ち、さっぱり感も増します。
そして土台は、しっとりロールケーキ。表面のクリームの味がうつったのか、コアントローやグランマニエが、クリームかスポンジに微量使われているのか、ここでもオレンジの風味が感じられました。
最後はこれらを全部一緒に口の中へ・・・スポンジがホロホロとくずれ、生クリームと混ざり合っていきます。それらの溶けていく食感と甘さを感じていると、徐々にオレンジクリームの主張が始まり、後には爽やかな酸味が残りました。
正直、半分に切ったときに出現した真ん中の生クリームの量には「これ大丈夫だろうか」という疑念を抱きましたが、表面のクリームとスポンジがさっぱりしているおかげで、くどさを感じることなくペロッと楽しむことができました。
紅茶とフルーツモンブラン。初夏のティータイムにお似合いではないでしょうか。(ライター:沼野サソリ)