室内にテントを張って宿泊、一泊2500円から...浅草のユニーク施設「Japonica Lodge」に行ってみた
自然地域への足掛かりとして
ただ、この宿泊サービス自体はJaponica Lodgeの一部であり、お店全体ではより幅広い目標があるという。
赤穂さんは、お店のコンセプトに関して
「海外からのお客さんを含めた色んな方が日本の自然へ触れる際の中継場所というのが、Japonica Lodgeのコンセプトです。2015年5月にオープンし、宿泊サービスは11月から始めました。今のところ海外からのお客さんが多いですね」
と語った。登山道具販売や宿泊スペースだけでなく、観光案内コーナー、伝統工芸品を扱うコーナーに加えて京都の高級茶「宇治和束茶」を扱うカフェコーナーも備えているため、日本の文化を広く味わうことが出来る。浅草という立地もあるため、店を拠点として使う海外からの旅行者も多いという。

「海外からせっかく日本に来てもらったので、コーヒーとかじゃなくて美味しい日本茶を味わってもらえれば」
観光案内コーナーでは主に国立公園の紹介をしており、
「東京近郊ですと、日光の白根山なんかがおすすめですね。浅草からですと東武線で近くまで行けるので、ちょっとした遠出に最適だと思います。国立公園ではありませんが長野県の八ヶ岳もおすすめですよ」
とのこと。2016年から8月11日は新たに「山の日」という祝日になる。山への行楽を考える際に浅草に立ち寄り、買い物をしながら情報を集めることでより良い登山が楽しめるかもしれない。なお、宿泊料金は一泊2500円~とのこと。