室内にテントを張って宿泊、一泊2500円から...浅草のユニーク施設「Japonica Lodge」に行ってみた
テントはこだわりの日本産
Japonica Lodgeは、都営地下鉄浅草駅から徒歩数分のところにある。賑やかな浅草寺方面とは違った静かな通りだが、三社祭りの季節になると目の前の通りを神輿が練り歩くという。

店内を奥に進むと、多数のテントや寝袋が並べられた一角がある。こちらが室内でキャンプ気分を味わえるという例のスペースだ。

これらのテントは日本製
Japonica Lodgeを運営する合同会社観光創造ラボ代表の赤穂さんは、
「日中は商品の展示場所、夕方以降は宿泊スペースとして使っています。店で扱っている商品を実際に試してもらえる場として作りました」
と語った。登山には必須の道具であるテントや寝袋といったものを、買う前に実際にじっくりと試すことで、納得いく買い物に繋がれば、という狙いがあるという。

寝袋もレンタルできる
日本製にこだわる理由は、その質の高さにあると語った。
「日本製のテント類は防水・透湿性に優れているので、急に天気が変わる山の中でも安心して使えます。それに軽くてコンパクトなのが強みですね」
1人用のテントは1キログラムほどで、テントとしても使える「ツェルト」だとフレームが無いため、300グラムほどまで下がるという。折りたためば缶飲料ほどのサイズにまで小さくなるため、持ち運びの手間も殆どない。

2階には様々な商品が展示されている