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おしゃれ若者「パンツのことズボンって言うヤツはジジイ! ジーパン、チャック、リンスもダメ」

竹内 翔

竹内 翔

2016.05.09 11:00
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画像はイメージです(Luca Sartoniさん撮影、Flickrより)
jeans

皆さんはあの青い固めの生地でできた下半身に身につける衣服を何と呼んでいるだろうか。

「パンツの事ズボンって言ってる奴はジジイ」「デニムの事をジーパンって言ってる奴もジジイ」――そんなコメントからコミュニティアプリ「アンサー」にスポットが立った。おしゃれにうるさそうな主は「ズボン」「ジーパン」には我慢がならないらしい。

話題はファスナーやコンディショナーなどにも及ぶ。一方で下着のパンツもその上に着るパンツも「パンツ」なので違和感が出るという問題が。

果たして「ズボン」「ジーパン」は死語にしなければならないのか。おしゃれが好きなあなたも無関心なあなたにもこのスポットを見て考えてもらいたい。

田舎者からすれば「デニム」や「ボトムス」という言い方は...

「パンツの事ズボンって言ってる奴はジジイ」「デニムの事をジーパンって言ってる奴もジジイ」、スポット主はそう切り出す。「ファスナーをチャックって言ってる奴は死ぬ」らしいし、リンスはコンディショナーと呼ぶべきなのだとか。

しかし、ズボン派やジーパン派という主いわくの「じじい」「ばばあ」も一定数いるようだ。「スニーカー」は「キックス」というのも筆者にとっては初耳だ。田舎出身の人々は「じじい・ばばあ病」に侵されているということだろうか。田舎者からすれば「デニム」や「ボトムス」という言い方は都会人がかっこつけて言っている「オレ、おしゃれじゃん」アピールにしか聞こえないと言ったら、都会人だけでなく都会に慣れようとする田舎出身者をも敵に回すだろうか。

「パンツの上にパンツ履いてる奴に言われたくねーわ。パンツマンめ」

ここで一つの問題が発生する。下着とその上に着る衣服をどちらも「パンツ」と呼ぶ場合は「パンツ」の上に「パンツ」を履くという表現になってしまうのだ。また、社会の窓が開いている場合に使う「チャック全開」は「1つのワードとしてあるようなもんだからファスナー全開はいやだ」というコメントも。しずかにしてほしい場合の「お口チャック」も「おくちファスナーも嫌よね」という意見が出る。じじい・ばばあワードの根は深いようだ。

それでは逆に下着の方の名前を変えようというコメントが出るがすぐさま却下。「パンツの上にパンツはくってやっぱ変な感じするよー。古い人間すぎるんかな( ̄▽ ̄)笑」とまとめているが、どうだろうか。あなたは新しい人間だろうか。

ちなみにズボンは漢字で「洋袴」と表記されていたそうである。フランス語のjuponから由来、穿くときの音から由来と諸説あるがこれほど興味深い言葉を死語とするのはもったいない気がする。(ライター:ファエマ)

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