「茨城とか、納豆とあんこう以外名産品ないんでしょ」→ミス大食い・桝渕祥与ともえあずのバトル動画見てもまだそんなこと言える?
茨城県の名産品といえば、「納豆」と「あんこう」だ。だが、「他には?」と聞かれると、地元民以外は「えーと......」となってしまうのでは。口の悪い人なら「納豆とあんこう以外、どうせ何もないんでしょ?」とか言い出すかもしれない。
だが、それはとんでもない勘違いである。茨城県が運営するインターネットテレビ「いばキラTV」とのコラボ企画として、今回Jタウンネットでは世の中のそんな誤解を正したい。
というわけで紹介したい動画が、「いばらきペロリ」。いつもは「ミス大食い」の桝渕祥与(ますぶち・さちよ)さんが、茨城グルメを食べつくす内容だが、今回のスペシャル企画は「大食い料理対決」。アイドルグループ「バクステ外神田一丁目」の、もえのあずきさん(通称もえあず)が登場し、買い出しから調理までバトルしている。
白菜もレンコンも「生産量トップクラス」
まずふたりは、JAの直売所「サングリーン旭」(茨城県鉾田市)を訪問。桝渕さんは「茨城県の食材そのものの味を生かした料理」、もえあずさんは「ふんだんに野菜と魚介類を使った料理」をテーマに、それぞれ食材探しをスタートした。
桝渕さんが最初にカゴへ入れたのは、1玉150円の「白菜」。茨城県は白菜の生産量全国1位(2012年)を誇り、特に県西部を中心に栽培されている。この白菜と、県の銘柄豚「ローズポーク」を使ったメニューを考えているようだ。
もえあずさんは、同じく生産量1位(2013年)の「レンコン」をチョイス。「せっかくだから、お魚も買いたい」とおねだりして、大洗漁港前の「大洗 海・山直売センターいきいき」へと移動した。ブランドものの「鹿島灘ハマグリ」や、「県のさかな」に指定されているヒラメを使った料理を作るらしい。
買い物の途中にも、食欲旺盛なふたりの「買い食い」が止まらない。生産量1位(2013年)のメロン果汁を使ったソフトクリームをはじめ、生ガキ、あんこう汁、焼きハマグリ......たっぷりたいらげてから、勝負の場となるクッキングスタジオへ向かった。
デザートは「いばらキッス」
今回は、たがいが作った大食い料理を、相手に「ペロリ」してもらうことが目標。プライベートでも親交がある桝渕さんともえあずさんは、相手の舌を熟知しているとあって、調理に力がこもる。
桝渕さんは、茨城県産の米(2013年全国5位)のおいしさを知ってもらいたいと、白米で勝負に出る。一方、もえあずさんは、県産のパプリカやハマグリをふんだんに使った一品を用意した。
それぞれお手製の料理を食べた後には、茨城県オリジナル品種のイチゴ「いばらキッス」を"ペロリ"。茨城県産の食材を「大食い」と、持ち前のキュートさで伝える内容となっている。
※資料「農林水産省統計部『作物統計』」