立ち食いそばの「ゆで太郎」、実は2種類あるって知ってた?
「システム」にあって、「食品」にないもの
編集部のある麹町・半蔵門周辺は、食品運営の店舗ばかりだ。姉妹サイト「J-CASTトレンド」は2014年10月、編集部周辺の5店舗を食べ歩いたレポートを掲載したが、そのいずれも直営店。たまには違う気分を味わいたいと、最寄りのシステム運営店舗である、代々木東口店(東京都渋谷区)へ訪れ、「薬味そば」(460円)を食べてきた。
「薬味そば」は、食品にはないが、システムでは定番のメニュー。あげ玉とあぶらあげ、ネギ、ミョウガ、カイワレ、かつお節などをのせた、満足感のある逸品だ。直営店とフランチャイズを食べ比べることができるのは、「ゆで太郎」の魅力だろう。
以前、名古屋めしのニューカマー「台湾まぜそば」に影響された「台湾油そば」が期間限定で出た時には、わざわざ電車に乗って昼食に来たことも多々あった。あれはうまかったなあ――と思い出しながら、エビ天やかきあげなどがもらえる「21周年創業祭 無料クーポン券」片手に店を後にした。
ちなみに公式サイトのドメインは、食品が「yudetarou.com」で、システムが「yudetaro.jp」。「太郎」のスペルが若干違う。ちょっと違う、でもそこが良い。そんなところが「ゆで太郎」フリークの心をひきつけてやまない魅力ではないだろうか。