シモキタにも負けない? ザ・昭和な魅力漂う街「上北沢」を歩く
2015.09.20 06:00
マニア垂涎の上北沢商店街
新宿から京王線に揺られることおよそ15分。東京に住んで5年になる記者だが、生まれて初めて上北沢駅に降り立った。
平日の昼間ということもあり、駅前は少し閑散としている印象だ。駅の北口を出て1分ほど歩くと、上北沢のメインストリートともいえる商店街にたどり着いた。
いずれも、なかなか味のある情景だ。商店街内の「いい意味で寂れた」街並みは、その筋のマニアからすれば垂涎ものだろう。通りを少し離れて、甲州街道の手前まで行くと、そこには「うまい」の看板で有名な「ラーメンショップ」の店舗跡が。閉店から結構時間が経っているようで、シャッターに落書きされているのがまたオツである。
下北沢は、若者向けのオシャレな古着屋が多数立地している。一方で、上北沢北口の商店街にある洋品店は以下のようなもの――。いずれの店舗も、年齢層の高い女性をターゲットにしているようだ。