もらってうれしい「ご当地銘菓」ランキング、「白い恋人」や「赤福」を抑えて1位に輝いたのは...
関東で圧倒的な「萩の月」、関西・東海で根強い「赤福」人気
続いて、地域ごとの結果を見ていこう。最多得票を獲得した選択肢別に、都道府県を塗り分けた地図が以下になる。
関東地方では、仙台銘菓「萩の月」への支持が圧倒的だ。1都6県のうち、群馬を除く6地域で最多得票を獲得(同率トップも含む)。関東地方での「萩の月」への投票率は30%を超えており、全国の結果と比べて5ポイント近くも投票傾向に差が出ている。
だがその一方で、地図では確認できないが「白い恋人」や「赤福」と僅差の争いを繰り広げた地域も多かった。そのほか、大阪・京都・兵庫と関西を代表する大都市でも最多得票を獲得していることから、大都市圏からの人気が高いことがうかがえる。
関西・東海地方では、300年以上の歴史を持つ伊勢名物「赤福」の人気が根強い。三重・和歌山・愛知・岐阜で最多得票を獲得しており、両地域からの得票率も全国平均より高くなっている。とくに東海地方では、全国平均よりも8ポイント以上得票率が高くなっている。
そのほか、仙台以北での人気が目立つ「白い恋人」や、突出した得票地域こそないが、全国で安定した人気を得た「鳩サブレー」、富山や佐賀など比較的都市部から離れた場所で人気を集めた「東京バナナ」の結果も見逃せないデータだろう。