牡蠣が多すぎて「食べても食べてもなくならない!」 天橋立が大変なことに
牡蠣が多すぎて食べきれない!
これまでは地元の住民がボランティアで牡蠣殻の撤去に当たっていましたが、事態を重くみた京都府が今年度から予算をつけ、本格的な撤去へ向かうことになりました。とはいえ重機を使用した撤去作業には数億円かかることもあり、今は人の手によるボランティアに頼った作業にとどまっています。
ここで素朴な疑問、「牡蠣を食べてしまえばいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は食べているけれど量が多すぎて追いつかないのだそうです!
地元では「文殊牡蠣」という名前を付けてブランド化を図って、広く知ってもらおうとしているのですが、天然ものということもあり大きさにバラつきがあること、一般に出回っているものにくらべて食感が柔らかくて水っぽいことから、あまり浸透していないのが現状。
"行政の撤去作業"と"牡蠣の需要を増やすこと"が、天橋立の当面の課題と言えそうですね。(ライター:ツカダ)