ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

お知らせ

円を描いて心を測る。新サービス「ゼロまる」オープン!

北海道・中頓別で開かれる謎大会「全日本水風船キャッチ選手権」っていったい...?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.23 17:15
0

7~8月の北海道は楽しいイベントがいっぱいだ。短い夏を遊び尽くそうと、道民はアクティブになる。
この季節の奇祭といえば富良野の「へそ祭り」が有名だが、宗谷地方南部の中頓別町(なかとんべつちょう)にもユニークな大会がある。
全日本水風船キャッチ選手権大会」は、水の入った風船を投げ、制限時間内に割らずに受け取った数を競うというもの。2015年8月1日に同町天北線メモリアルパーク(旧JR中頓別駅)で開催される。

風船。写真はイメージです(Complete fanatic~commonswikiさん撮影、Wikimedia Commonsより)
風船。写真はイメージです(Complete fanatic~commonswikiさん撮影、Wikimedia Commonsより)

子ども時代に友人と無邪気に投げ合った記憶が蘇る

大会は団体とペアの2部構成となっている。
団体の部は、チームの中から1名がピッチャーとなり、制限時間35.9秒の間にできるだけ多くの水風船をキャッチしたチームが勝ち抜けとなる。
もう一方のペアの部は、制限時間3分59秒以内に3球投じて、キャッチした距離の遠さを競う。いずれの部も肩より下の位置でキャッチしたときは失敗と見なされる。

男性なら子どもの頃、友だちと水風船をキャッチボールした体験があるだろう。あのときの懐かしい思い出にひたる絶好の機会だ。

下の動画は2013年大会の様子を記録したもの。ファミリープールにあらかじめ入っている水風船をピッチャーがすくって、少し離れたキャッチャー目がけて投げる。
「早く早く早く!」「遅い遅い!」「キャー!」「イエーイ」といった歓声が会場に響く。コツを掴みかけたところでタイムアウトになるチーム、ピッチャーの投げるスピードが速いのに掴むのが妙にうまいチーム......短い時間の中にもドラマがある。
食事を提供する屋台も出ていて、観戦するギャラリーも楽しそう。実行委員会は若者が中心だが、彼らの献身ぶりがまた微笑ましい。

2013全日本水風船キャッチ選手権大会(YouTubeより)

気になる賞金だが、団体の部は優勝チームに15万円、2位に3万円、3位に1万円がそれぞれ贈られる。ペアの部は優勝チームが3万円をもらえる。このほか部門共通の賞として、ベストドレッサー賞やベストパフォーマンス賞なども設けられている。金額は各5000円。

全日本水風船キャッチ選手権大会2015のポスター(同公式サイトより)
全日本水風船キャッチ選手権大会2015のポスター(同公式サイトより)

ペアの部は当日申込みも可能だが、団体の部は前日の7月31日までに申し込まなければならない。参加料は団体の部が1人1000円、ペアの部が1ペア300円。いずれも当日会場で支払う。