「新築のお隣。我が家のリビングの真横にお風呂場を...部屋が湿気るー！」（兵庫県・20代女性）
引っ越してきた当初は、とっても住み良かった我が家。ところが今では、帰ってくるのも憂鬱に......なぜ？ そう。後から引っ越してきた、新しいお隣さんのせいだ。
そんな悩みを抱えているのが、兵庫県のUさん（20代女性・主婦）の実家だという。向こうも悪気があるわけではないので強くも言えず、困っているのだとか......。
お隣の空き地に建った家
小さいころは空き地だった、私の実家の隣の土地。小学校に入るくらいに、おしゃれな3階建ての家が建つことになりました。別のご近所さんの親類の方が越して来られたのです。
新しいお隣さんは、ご主人と奥さん、そして私と年のそう変わらない娘さん姉妹の4人家族でした。最初は娘さんとも友達になり、一緒に登下校したりもしたんですけど......。
ところがしばらくすると、気になってきたのは騒音です。
真夜中に洗濯機を回すのは勘弁して
私も遊びに行ったことがありますが、そのお宅は新築だけあって、ドラマなんかに出てきそうな、大きな採光窓のある開放的な造りでした。フロアの一部は、3階まで吹き抜けです。
ところがその構造のせいか、中の物音が、まるでスピーカーみたいにとにかく響くんです。特に声。本人たちはそううるさくしゃべっているつもりはないはずなんですが、それが家の中で増幅されて、隣の我が家までどんどん聞こえてきます。
しかも、ご夫婦ともに日中は仕事で忙しいらしく、洗濯はいつも夜遅く。酷い日には夜中の2時なんてこともあり、洗濯機が回る音、ベランダに出てガチャガチャと干す物音、とにかく苦痛でした。
仲良くなれた娘さんとも疎遠に
さらに、これは設計上の問題なので仕方がないとも思うのですが、我が家のリビングのすぐ横に、お隣のお風呂場ができてしまったんです。
おかげでこっちは、ろくに窓を開けることもできません。だって、お風呂場の湿気が全部我が家に向かって出てきちゃうんですから......。ぴったり閉め切っていたって、隙間から入ってくるようで、うちのリビングはなんだか湿っぽくなってしまいました。
最初は仲が良かった娘さんとも、そうしたトラブルが影響して、いつの間にか疎遠に。向こうも悪気でやっているわけではないですし、お隣さん本人、そしてすぐ近所に住んでいるその親戚の方とのお付き合いもありませんから、こっちからあまり強く言うことも難しいです。私はすでに実家を離れましたが、もうかれこれ20年、両親は悩み続ける日々を送っています。