納豆に「トマト」や「はちみつ」は合うのか!? 710BARで異色トッピングに挑戦
東京・銀座の「茨城マルシェ」では、7月10日の「納豆の日」を記念し、3種類の日替わり納豆と12種類のトッピングを好きなだけ堪能できる「納豆BAR」を12日までの期間限定でオープンしている。
しかし、そのトッピングの中には、トマトやはちみつなど「本当に納豆と合うの!?」と思ってしまうような一風変わったメニューも存在しているようだ。これらの異色トッピングに、Jタウンネット編集部が挑戦してみた。
(前編はこちら)
開始1分で瞬殺! 「納豆の日」に沸く茨城アンテナショップに行ってみた
筆者が訪れた10日は、水戸の定番「だるま納豆」と、新商品の「やさとのめぐみ」、強い粘り気が特徴の高級納豆「舟納豆」の3種類が用意されていた。11日には、「粘らない」納豆として話題の「豆乃香」も登場するという。
トッピングは、定番の「ネギ」や「大葉」をはじめ、「生姜肉みそ」や「しらす」などの変わり種も取り揃えている。中には「はちみつ」や「トマト」など、ちょっとその味が想像しづらいものも......。
さらに、納豆が大好きな男性で構成されたグループ「納豆男子」が自信を持ってオススメするというトッピングも紹介されていた。それは「生あみの佃煮」、「れんこんドレッシング」、「ニラキムチ」、「カレー粉×玉ねぎ」、「トマト」の5つだ。
「納豆男子」がオススメする5品に、「はちみつ」を加えた計6品のトッピングを、筆者が実食して全力でレビューしてみた。
こってり濃厚「生あみの佃煮」
新鮮なアミエビを甘辛く煮込んだ「生あみの佃煮」の濃厚な味わいがうまく納豆に絡んで、抜群のおいしさに。こってりとしてパンチのある味で、ご飯のおともに最適だ。
さっぱり爽やか?「れんこんドレッシング」
醤油や納豆のたれの代わりに、れんこんドレッシングを加えたもの。大根おろしのようなさっぱりとしたれんこんの風味と、酸味の効いたドレッシングの味わいが堪能できる。だが、そのさっぱりとした味わいと、納豆の風味の相性は......ノーコメントだ。
安定のおいしさ「ニラキムチ」
ニラキムチは、期待通り安定のおいしさだ。ご飯との相性も抜群だが、単品でビールのアテとするのも最高そうだ。唯一の欠点は、ニラと納豆のダブルパンチでにおいが少しキツいくらいか。
スパイシーで食が進む「カレー粉×玉ねぎ」
カレー粉で和えた生の玉ねぎを加えると、スパイシーで新感覚なおいしさに。カレーのトッピングとして納豆を加える場合もあるというが、それに近い味わいか。シャキシャキとした食感も気持ちよく、単品でもバクバクいける。
やっぱり上級者向けだった「トマト」
これは上級者向けだろう。みずみずしいトマトのフレッシュな酸味と、納豆の風味や粘り気が絶妙に合わさったその味は、なんとも筆舌に尽くしがたい。とにかく、筆者がいえるのは「軽々しい気持ちで挑戦してはいけない」ということだけだ。だが、隣に座った女性たちは「トマト、めっちゃおいしい!」と絶賛していた。
「はちみつ」の味は......
最後に、「はちみつ」に挑戦。茨城出身の担当者ですら「茨城の一部では、デザート感覚で食べる人もいるらしいですが...、私もここで初めて知りました」と語る、衝撃的なトッピングだ。
いざかき混ぜてみると、はちみつの甘い香りと納豆の独特の香りが混ざり合い、何ともカオスな臭いが立ち上ってくる。その味は......、「納豆にはちみつを入れたら、こんな味になるだろうなあ」といったもの。強烈な納豆の風味と、濃厚なはちみつの甘さが、ストレートに混じり合った味わいだ。
このように、普段は味わえないさまざまなトッピングが楽しめるのも「納豆BAR」の魅力だろう。ちなみに、上述の担当者のオススメは「トマト×しらす」だという。ランチ限定なので、営業時間は各日17時まで。