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「名古屋走り」の愛知より交通事故に遭う危険性が高い県とは!?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.06.23 16:43
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道路交通事故の死亡者数で、愛知県は毎年全国ワーストとなっている。2013年は全国で唯一200人を超えた。
「名古屋走り」という言葉に象徴されるように、運転マナーも悪評が絶えない。Jタウンネットが昨年8~12月に実施したアンケート「『運転マナーが悪い』と思う都道府県は?」では、1位の大阪に次ぐ2位にランクインした。その大阪も、死亡者数は全国でも五本の指に入る多さだ。

コメント欄に寄せられた読者からの意見も散々な書かれようだった。

「愛知では交差点内での車線変更や黄色い車線変更禁止のラインを警察ですら学んでいないようです。世界に冠たる大トヨタ様、愛知向けの車両にはウインカーを付けて使い方を県民に教えて上げて下さい。。。」
「大阪管轄の地域ナンバーでも『大阪ナンバー』は終わってる......信号無視、割り込み、煽り、幅寄せ、当たり前。無理やり割り込んでもサンキューハザードなんてまずしない。こういった連中は大概『大阪ナンバー』」

地方の方が交通事故死のリスクが高い

確かに都道府県単位では愛知が最悪だが、人口が多ければ多いほど、どうしても事故は増えてしまう。
下の図は、人口10万人当たりの道路交通事故死者数を県別に色分けしたもの。年ごとの違いを考慮し、2013と2014年のデータをそれぞれグラフ化した。

大阪や愛知は全国平均の3.2人を下回り、全国平均よりも死者数が少ない。死者数の多さが目立つのはむしろ地方だ。
交通量が少ないためスピード超過になりがちで、それが事故の原因となっているのだろう。母数となる人口が少なく、大事故が発生すると数字が上がりやすい面も否定できない。
また、2013年に死者数の多かった徳島や岐阜で、翌年の死者数がかなり減っているのは、警察による取り締まり強化やキャンペーンの効果もあると思われる。

はっきり言えるのは。2013年のワースト1位で、2014年も2番目に多かった福井は、交通事故が多い県ということだ。岩手・四国・鹿児島なども数字は良くない。

それにしても......2013年ワースト3位の岐阜、2014年ワースト1位の佐賀、同3位の三重など、運転マナーの悪いとされる地域の隣県の死者数がなぜか多い。

愛知や福岡の悪影響を受けているのか。それとも両県民の運転マナーは普通で、周辺住民の走りがひどいのか――。

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