広島県民のカープ愛、振り込め詐欺グループに敗れる
鹿児島県内の電車の中で、「オレオレ詐欺かなと思ったら、方言で取りあえず話してみましょう」と書かれたポスターがあったらしい、という話題を取り上げた（鹿児島県民の「オレオレ詐欺対策」がさすがの薩摩隼人クオリティ）。
なるほど、ローカルネタを使うというのは上手い作戦だ――と思っていたのだが、必ずしもそうとばかりは言えないようだ。例えば広島県では、カープネタはどうだろう、ということで、実際に試してみた結果が、2015年5月9日にツイートされ、注目を集めている。
親戚のおっちゃんがオレオレ詐欺の電話を受けて「本当に【息子の名前】ならカープの成績言えるよな？」と聞いたところ、詐欺師 も広島県民だったのか、選手の防御率や打率を正確に答え、結果息子と信じて10万振り込んでしまったという事件があったので広島の皆さん質問はカープネタ 以外にしましょう。
— ハタモ (@carp5i) 2015, 5月 9オレオレ詐欺の電話を受けて、「カープの成績言えるよな？」と聞いてみたところ、広島カープの選手の防御率や打率を正確に答えたので、息子と信じて10万振り込んでしまったという事件があったとのこと。質問はカープネタ以外にしようというコメントである。
これには下のような声が寄せられている。
@carp5i 成績はスマホで検索出来ますから、カープファンしか知らない、カープのよき話や歴史について......あ、これも検索出来るなあ。しかし、十万ですか。えらくセ コい詐欺ですなあ。
— 綾華☆☆＠神は言葉ばかり (@ayaka55da) 2015, 5月 9@carp5i @Polaris_sky そこまで冷静でも騙されるんだなあ。
— Taghbach (@tawuz) 2015, 5月 10@carp5i @FIFI_Egypt 10万円はとても考えられた金額なんですよね。ちょっと集めれば、大体の親が支払える金額で、被害にあっても仕方なかったで諦められる金額なんで。急に何 かに必要だと肉親が言っても信じられる金額でもあります。これを何百件とこなしてるんでしょうね...
— 龍宮真一 (@ryuuguu_jyo) 2015, 5月 10どうやら、鹿児島弁に匹敵するような難関「地元あるある」を普段から研究しておく必要がありそうだ。