えっ...うちの名産、知名度低すぎ!? 調査で見えた「地元」と「全国」のギャップ
ふるさと名物の98%が、全国知名度5割未満
一方で、全国知名度と地元圏内の知名度のギャップから「地元では知られているが全国的知名度が低い」産品が明らかとなった。
各都道府県のふるさと名物3330産品のうち、全国での知名度が5割を超えるものはわずか64産品で、全体の1.9%の割合だった。各地の名物のほとんどが、全国的にはあまり知られていないことがわかった。
地元県民の知名度が5割を超えているものは808産品で、全体の24.3%の割合だった。県内と全国で知名度のギャップが大きい産品が多く、知名度向上に向けた各自治体のマーケティング強化が課題と考えられるという。
長野県の例をみると、「野沢菜」や「信州味噌」など県内知名度が8割を超える高いものでも、どちらも全国での知名度は5割ほどにとどまっている。「栗かの子」にいたっては、県内知名度8割に比べて全国知名度が2割と、知名度の大きなギャップが目立つ。
調査は2015年3月27日から31日にかけて、全国の20歳以上の男女約1万人を対象にインターネットで行われた。また、全都道府県の全国知名度上位5品目の結果が、調査を行ったインテージリサーチのホームページで公開されている。