大阪では子どもが「ハロワ」に通う!?→真相は...
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年3月24日放送で、「まーぶハローワーク」について取り上げていました。
子どもにとって、お手伝いをしてお駄賃をもらうことは"働いてお金を稼ぐ"ということを学ぶ上での最初のステップとして重要な体験ですよね。その一方でお金の大切さを子供に伝える難しさを感じることも少なくないのでは。
大阪の箕面市では、"働いてお金を稼ぐ"ことと"お金の大切さ"を学ぶことができるユニークな取り組みを行っています。箕面市にあるショッピングモール「みのおキューズモール」では月に1度、子どもたちにショッピングモール内の仕事を紹介するイベント「まーぶハローワーク」を開催しています。

まーぶハローワークは箕面市のNPO法人「暮らしづくりネットワーク北芝」が、仕事で稼ぐ体験をして生きる力を養うことを目的に2014年6月から開催しています。参加資格は18歳以下の子ども。箕面市在住に限りません。
子どもたちがいろんな仕事で「まーぶ」を稼ぐ
まーぶハローワークでは、20分仕事をすると箕面市の地域通貨「まーぶ」を100まーぶ稼ぐことができます。100まーぶは100円の価値があり、みのおキューズモール内の81店舗と箕面市内のお店やコンビニなど合計110か所で使うことができます。
仕事の内容は、イベントのマイクアナウンスやカメラ撮影などなど。また、広場では食べ物や雑貨などの手づくり市「みのおマルシェ」も開催されていて、販売やお店の作業のお手伝いも子供たちの仕事です。
いろんな仕事があるので、いろんな体験をして自分の好きな仕事を見つけるのも子供たちの楽しみになりますよね。さらにお金を稼ぐことができるので、自信にもつながるとまーぶハローワークは大変好評のイベントです。(ライター:ツカダ)