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一方そのころ留萌では、壮大な戦いが繰り広げられていた! ご当地ロボアニメ「オロロンロボメビウス」が完結

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.04.02 11:00
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北海道北部の留萌(るもい)地方は、ニシン漁と数の子生産、林業で栄えた場所だ。日本海に浮かぶ焼尻島(やぎしりとう)と天売島(てうりとう)は絶滅危惧種のウミガラス(オロロン鳥)をはじめとする海鳥の楽園となっている。雄大な自然は文句のつけようもないが、一方で野生動物による獣害は地元の人の悩みの種。冬の寒さも厳しい。

そんな環境下で生きる人々は「萌」をキーワードに町おこしに取り組んでいる。 地元の沿岸バスは、ネットユーザーの声を積極的に取り入れ、愛らしい女の子のキャラクターを前面に打ち出している。
「萌えっ子フリーきっぷ」は、2009年から毎年発売される人気乗車券で、全国区の人気がある。

2013年公開の「オロロン8」の続編として製作

「留萌管内合体機獣オロロンロボメビウス」は、地元でコミュニティ放送局「エフエムもえる」のメンバー・地域情報受発信システム実行委員会がつくったキャラクターだ。

2013年に公開されたCGアニメ―ション動画「留萌管内合体ロボ オロロン8」の続編として製作された(参照:合体アクションが熱い!北海道留萌のご当地合体ロボ「オロロン8」)。前作と共通する部分もあるが、新たに創作されたキャラもある。

2015年2月17日に第1話の配信がインターネット上で始まり、2~8話および序章編が公開された。

留萌管内合体機獣「オロロンロボメビウス」の公式サイトトップページ
留萌管内合体機獣「オロロンロボメビウス」の公式サイトトップページ

そして3月25日、最終話が配信された。

留萌管内合体機獣オロロンロボメビウス【最終章】(YouTubeより)

萌えっ子フリーきっぷのキャラクター8人が、搭乗員(パイロット)として登場する。

地上に現れたトド・アライグマ・シカの「害獣」たち(といってもロボ)。北の大地は彼らに蹂躙されるかと思われたが、一連の様子は人工衛星から監視されていた。

害獣らを退治すべく、司令室のオペレータ東雲もえるは8人のパイロットに出動を命じる。 彼女たちはロボットになったゆるキャラ8体に1人ずつ搭乗し、戦地に向かうため空へ旅立った。

超高速で合流したゆるキャラは、合体して機獣オロロンロボメビウスに変身する。獣たちは口からビームらしきものを発して攻撃するが、8体の力が結集したメビウスには全く効かない。
粒子の鎖のようなもので敵の動きを封じ込め、巨大な弓矢で1匹ずつ退治していく。メビウスにとっては赤子の手をひねるようなものだ。

射たれた獣たちは爆発し、宇宙の藻屑となって散っていく......。

1~8話では萌えキャラやロボットだけでなく、地域のイベントや食、観光施設も紹介されている。

オロロンロボメビウスの動画ページ
オロロンロボメビウスの動画ページ

オロロン8と比べて、合体ロボよりパワーアップした印象を受ける。もはや敵は存在しないように見えるが、新たな脅威は出現するのだろうか。続々編が見てみたい。

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