震災からの復興を先導したホテル観洋
ところでホテル観洋がある南三陸町は、東日本大震災で最も大きな被害を受けた土地の1つだ。
ホテルも津波のダメージを被ったが、避難者を積極的に受け入れるなどして、復興の先導役を担った。また震災の風化を防ぐため、被災地をめぐる「語り部バス」を運行するなど、単なる宿泊施設に留まらない、積極的な活動を続けている。
ホテル観洋は元々、南三陸のおいしい魚介を、お客に食べてもらいたい、という思いから誕生したという。現在のCMでも、そんな海の幸への思いと、その美味しさがうたわれている。