金沢駅の近くに、「ひゃくまんさん」ゆかりの神社があった
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2015年3月2日放送の「旅のおまけマップ」のコーナーで、JR金沢駅近くにある話題の神社について紹介していました。
まもなく北陸新幹線を開業するJR金沢駅は、アメリカの旅行雑誌が選ぶ「世界で最も美しい駅」の一つに日本で唯一選ばれた駅です。
注目されるJR金沢駅から徒歩5分のところに、今話題の神社「安江八幡宮」があります。
安江八幡宮は、加賀藩13代藩主・前田斉泰のときに、水天宮を祀り安産の神様がいたことから、北陸3県を中心に年間1300人ほどが安産祈願に訪れるということです。
神社ゆかりのキャラクターが新幹線到来をあと押し
安江八幡宮は、石川県内で有名なあるものの発祥地なんです。それは「加賀八幡起き上がり」という郷土玩具。倒しても起き上がってくるダルマのような形の人形です。
神社のそばに住んでいた老人が、近所の子供たちの育成と幸せを願い、八幡大神の産着姿になぞらえて作った「起き上がり」を作り、子供たちに与えていたそうです。
郷土玩具・加賀八幡起き上がりをモチーフにして作られたのが、石川県の北陸新幹線開業PRキャラクター「ひゃくまんさん」です。
安江八幡宮の宮司さんは、「初めはとても派手に仕上がっていてビックリしたけど、今では見慣れてきた。ひゃくまんさんがキッカケで安江八幡宮に来てくれる人が増えたのは相乗効果ですね」と笑って答えてくれました。
神社にはひゃくまんさんのピンバッチも置いてあるということで、こうした古いものと新しいものの融合が新しい新幹線時代の金沢を生み出して行くのでしょう。(ライター:ファンキー金沢)