ハマグリの旬といえば?→太平洋側と日本海側で違った!
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2015年2月26日放送の「旬ネタ@市場」のコーナーで、今が食べ頃のハマグリを紹介していました。
ハマグリは、血圧やコレステロールを下げて、肝機能を高めるタウリンが豊富です。さらに低脂肪で生活習慣病の予防に効果が期待できるそうです。
この時期、スーパーでは千葉産や茨城産、三重産のハマグリをよく見かけます。ところが石川県内でハマグリといえば、海水浴シーズンに屋台などに並ぶ焼きハマグリなどを連想します。
一体ハマグリの旬はいつなんでしょうか?
ハマグリは日本海側では6~7月に新物が取れるのですが、太平洋側ではなんと2~3月に新物が取れるということです。
地域によって旬の時期が違うなんて意外でした。そういう理由でこの時期に石川県内でもハマグリを多く見かけるということです。
目利きで評判の市場の買受人・中島昌伸さんが、新鮮で美味しいハマグリの見分け方を教えてくれました。
綺麗でツヤのあるものは、中身がふっくらしているといいます。そしてハマグリ同士をぶつけてみて、カチッカチッと良い音がするものも味が良いとのことです。スーパーでカチカチするのも、なかなか勇気がいりますね......。
年に1度は良縁願って贅沢を・・・
シジミやアサリに比べて少々値段が高いといわれるハマグリ。実際に店頭の価格を比較してみると、シジミやアサリに比べ、ハマグリは2~3倍高い価格となっていました。
少し値は張るものの、ハマグリは上質なダシが出ることからお吸い物に使われたり、2枚貝でピッタリ貝が合わさることからひなまつりに食べると「良縁」を招くといわれています。
買受人の中島さんは「昔からハマグリというのは高級品だけど、女の子たちには年に1回はハマグリを食べさせてほしい」と言ってました。
この時期に旬な太平洋側産、そして夏に旬を迎える地元産のハマグリ。1年に2度も旬なハマグリを食べることができる石川県民はなんともお得ですね。(ライター:ファンキー金沢)