おなじみ「グリコのレトルト丼」、その工場はどこにあるでしょう?
グリコが作るレトルト○○ 人気の秘密には4つのこだわりが
グリコと言えばお菓子のイメージが強い会社ですが、加美町にある仙台グリコの工場では「DONBURI亭」を始めとしたレトルト丼を数多く製造しており、その業界シェアは第1位!グリコがレトルト丼の製造を始めとした背景には、「吉野家」「すき屋」といった丼を外食する若者の増加があり、人気の丼を家庭で手軽に楽しめるようにと展開したのだとか。
ライバル他社のレトルト丼と差をつけるため、グリコでは次のようなことにこだわっているのだそうです。それは「具材の質」「味」「ボリューム」、そして「商品名をローマ字にしておしゃれに」。漢字で「丼」と書くと、男性的なイメージが強くなってしまうため、グリコでは「DONBURI亭」というブランド名にし、女性でも手に取りやすいようこだわっているのだそうです。
こうしたこだわりの甲斐あって、今やレトルト丼業界NO.1、なんとシェア率50%という驚異の売れ行き。発売以来、累計2億9千万食を突破する大ヒット商品となりました。
中でも人気の「中華丼」製造工程は、鶏ガラを原料とした清湯スープを作るところから始まり、10種類の具材は国内外から旬の一番おいしいものを取り寄せる徹底ぶり。レトルトといえど、製造工程に手抜きはありません。
手抜き夕食の強い味方であるレトルト丼、保存食としても常備しているご家庭が多いのでは?仙台の工場で作られていたとは...知りませんでした。(ライター:Makikinha)