世界遺産への玄関...なのに地味な「宮島口」は変われるか?
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年1月27日放送で、世界中から多くの人が訪れる宮島の玄関口である、宮島口エリアを一新しようとするプロジェクトを取り上げていました。
毎年、400万人近くの観光客が訪れる、世界遺産宮島。外国人観光客の人数は、2014年過去最多を記録しました。賑わいの一方、島へ向かう宮島口は、「店が少ない」「暗い」「渋滞が多い」などの不便さを訴える声が多く上がります。
世界中からアイデアを募集!国際コンペ
そんな宮島口を変えようと、廿日市市と県は、2015年国際コンペを開催します。宮島口の景観や、交通の円滑化など、街づくりのアイデアを、世界中から募集します。
対象エリアは、JR宮島口エリア、フェリー乗り場、宮島競艇場などの一帯です。コンペには応募資格はなく、賞金総額は850万円。審査員には、大学教授や建築家の安藤忠雄氏らも参加しています。
1月27日に実際に宮島口を訪れた審査員たちは、埋め立て整備中のフェリー乗り場や、駅前の景観などを視察しました。世界に誇れる、宮島の玄関口へ、作品の受付は2015年5月から、審査は10月の予定です。(ライター:haruhana)