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「人口の少ない市」ランキングから見えてくること

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.02.05 15:06
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宮崎県えびの市は、熊本県と鹿児島県と境を接する自治体だ。九州自動車道と宮崎自動車道を結ぶえびのジャンクションがあり、「南九州の交流拠点都市」を自認しているけれども、人口流出が続いている。

霧島連峰と桜島
宮崎県えびの市から見た霧島連峰と桜島(A_CUVEさん撮影、Flickrより)

かつては4万人以上の人口を有していたが、2015年2月1日に市がまとめた統計によると、とうとう2万人を割ってしまった。

「町」よりも小さな「市」が2つもある宮崎

宮崎県内にはえびの市よりも人口の少ない市がある。県最南端の串間市で、1万9129人しかいない。一方で三股町や高鍋町はいずれも2万人も超えるなど、町と市の逆転現象も起きている。

全国で2万人程度の自治体はどれくらいあるのか。Jタウンネットは、各自治体が公式サイトで公表している最新の数値をもとに、1位から25位までを一覧表にまとめた。

town20150203jinko_city01.jpg

北海道で目立つのは「炭坑依存型」

1~4位を占めた歌志内、三笠、夕張、赤平は、いずれも石炭産業で栄えた都市。
夕張に至っては10万人を超える規模だったこともある。しかし2007年に353億円の負債をかかえて財政破たんしてしまった。徹底的なコストカットと市民サービスを抑制しつつ、必死になって再建の道を歩む。

東京から100キロ以内に2万人以下の都市が...

地理条件を掴むため、今度は該当する自治体を日本地図上で示した。

town20150203city_zenkoku_map.jpg

高知や南九州、紀伊半島といった場所に人口過小の市が目立つ。

意外なことに、東京から直線で100キロも離れていないところにも2万人以下の都市がある。千葉県勝浦市は、南房総の東南部に位置し、安土桃山時代から400年以上続く朝市は日本3大朝市の1つと称される。

水産業が盛んな一方で、地理的・地形的な条件の悪さもあって、有力な製造業の本社はない。こうした点は三重の熊野、尾鷲、鳥羽、高知の室戸、土佐清水、鹿児島の垂水などに共通する。地図上で見ても、北海道を別にすると比較的沿岸部に「小さな市」が多い。

こうした市では人口減少などに伴い、財政難や施設の老朽化などによる住民への負担増、公共施設の閉鎖などの課題を抱えているところが少なくない。いずれも、一朝一夕の解決は難しい問題だ。

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