カッコよすぎ!あの「ピアニカ」をプロが吹いたらこうなった
大人も楽しめる プロが吹くピアニカ
皆さんも一度は吹いたことがあるピアニカ(鍵盤ハーモニカ)。日本でも珍しいプロのピアニカ奏者という松田昌さんは、68歳。ピアニカを生み出したYAMAHAとも、契約をしていたという方です。
実際に演奏していただくと、私達のよく知っているピアニカの演奏とは大きく違う素晴らしい演奏もさることながら、まるでサックス奏者のような独自の演奏法も目を引きます。
全国でピアニカライブを行っているという松田さん、実はプロのエレクトーン奏者でもあります。
デザイナーの山本寛斎さんのショーで演奏したり、作品集や教材などを出版するなど活躍、そんな松田さんがピアニカにのめり込んだ理由とは。
子供の頃はピアニカという楽器はまだなく、初めて吹いたのは35年ほど前だったとのことで、「初めて吹いた時こんな歌うように、自分の感情を息で表現できるおもしろさは他にない」と思ったそうです。
それから自分のエレクトーンのコンサートで1曲はピアニカで演奏するようになり、その後はエレクトーンよりピアニカを吹く時間が増えていったと言います。
ピアニカの可能性を追求する松田さん、現在は名古屋音楽大学大学院の特任教授を務める傍ら、ピアニカのレッスン教室や全国の小学校で音楽鑑賞会も行っているそうです。(ライター:神谷祐美)