今年はひつじ年...というわけで、ラム肉牧場をレポート
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年1月5日放送の知りドキのコーナーで、広島県内では珍しい、肉用の羊を飼育している「前ファーム」を紹介していました。
標高およそ800メートル、北広島町西八幡原にある「前ファーム」では、サフォーク種およそ60頭を飼育しています。春になると牧草地で放牧をしている様子を見ることもできます。
オーナーの前健生さんが羊の畜産を始めたのは、牛や豚の畜産よりも羊の方が初期費用が安く済むという理由からだったそうです。
羊の肉は、生育期間によって3種類に分かれます。「前ファーム」では生後1年未満のラム肉を中心に出荷しています。地産地消で、県内に新鮮なラム肉を届けられるのが、このファームの売りです。
絶品!県産ラム肉を堪能 レストラン シマムラ
「前ファーム」のラム肉を使ったメニューを提供しているのが、中区上八丁堀にある「レストラン シマムラ レスプリ・ド・ミクニ」です。
そのひとつである「子羊のロースト」は、パセリとふすまをマスタードで漬けた、ぺルシヤードという料理です。ラム肉が入荷した日のみ提供しているため、くせもほとんどなく、あっさりとヘルシーな味わいを楽しむことができます。
3年ほど前に、知人の紹介で前ファームのラム肉を知り、当時、島村光徳シェフは、今までない味に思わず困惑したといいます。素材を生かしたシンプルな調理法で料理を提供していきたいと考えているそうです。(ライター:haruhana)