塩釜神社の「正しい」お参りの仕方、あなたは知ってますか?
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2015年1月6日放送の「宮城ナニコレ!?おとなの社会科見学」のコーナーで、塩釜神社について紹介していました。
塩釜神社のお参り作法、間違ってたかも!?
毎年三が日には50万人以上の参拝客が訪れる塩釜神社。身近なこの神社には、私たちの知らない隠された「実は......」があるそうなんです。今回はそんな塩釜神社についてご紹介します。
塩釜神社に祀られているのは、かつてこの地で人々に塩づくりを教えたとされる「鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)」。伊達家ゆかりの神社でもあり、その建築技術や華やかさは、江戸時代中期の建築物としての価値も大きく、一部が文化財にも指定されています。
境内には「右宮」「左宮」「別宮」という、3つの社殿があるというのも大きな特徴。それぞれに祀られている神様が異なり、「鹽土老翁神」「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」「経津主神(ふつぬしのかみ)」とおっしゃるそうです。メインとも言うべき、「しおがまさま」は、正面の右宮・左宮ではなく、西向きの「別宮」にいらっしゃいます。これは、参拝する人々が向ってお祈りするとき、海の方角を向いてお祈りできるよう設計されたため。全国的にも珍しいのだそうですよ。塩釜神社を訪れた時には、「別宮」→「右宮・左宮」の順にお参りするのがよいとのことです。...来年から気を付けよう!
ところで、塩釜神社の裏手、うっそうとした森の中に「パワースポット」があるのはご存知でしょうか。大きな欅の木の根っこの部分にたまった水を、体のイボに付けると、イボが取れるらしい!なかなか治らないイボでお悩みの方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
何の気なしにお参りしていた塩釜神社には、こんな「実は......」があったんですね。由来が分かるとありがたみも増す気がします...ぜひ来年は別宮からお参りしてみてください。(ライター:Makikinha)