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京菓子×ロボットの異色アニメ「ドアマイガーD」が昭和すぎて逆にカッコいい

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.01.10 11:00
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開始30秒足らずで凶悪ロボ登場

第1話は「和ませろ!荒れた心に桜餅!」。春の京都に凶悪メカイジュウがいきなり出現すると、すぐさまドアマイガーDが空を飛んでやってきた。
必殺技は「桜餅」。コクピットが菓子店の板場のようになっていて、道明寺粉を左腕から取り出して蒸す。糖蜜を用いて餅を仕上げ、桜の葉を巻いて完成させる。それを「どうぞー、お食べやす!」と言って敵のメカロボに食べさせるのだ。
「う、うまい。この優しい味。まるで春の日差しのようだ...」と叫んで相手は爆発。木端微塵に砕け散る――ではなく、花見をしていた酔っ払いサラリーマンに戻る。

ドアマイガーDのPV映像(YouTubeより)

実質的な放送時間は5分もない。1970年代前半を彷彿とさせる画風は筆圧強めで、ストーリーは単純明快。あっというまに1話が終わってしまう。
いろんなところを端折り過ぎて逆に謎だらけ。すごい伏線があちこち仕掛けられているのでは......とドキドキする。

再び平和を取り戻した京都。大次郎が放つ次のセリフがキラリと光る。

これが甘匠堂の京菓子の力だ~!

短いストーリーだがヒロインはいる。ドアマイガーDを追いかける「テレビニュー京都」の法堂アンナで、彼女はストーリーテラーになっている。でんぱ組.incの成瀬瑛美が魅力的な役柄を上手く演じている。

昨年秋から放送決定がアナウンスされ、アニメファンの期待値は高かったが、それを裏切らない仕上がりだ。視聴者の反応も上々。

第2回は 「あけろ!隠されし歴史の扉!」。新たな必殺技が繰り出されるのだろうか。

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