双子パンダのパパパンダは肉食系の絶倫パンダだった
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年12月4日放送で「双子のパンダ誕生」について取り上げていました。
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドでジャイアントパンダが双子のメスの赤ちゃんを出産しました。
体長22cm、体重181g、まだまだ小さな赤ちゃんをお母さんパンダの良浜(らうひん)が、愛情たっぷりになめまわしています。
良浜は人間であれば40代前半で、今回で7頭目の出産となります。
双子の赤ちゃんの誕生により、アドベンチャーワールドのパンダは合計7頭になり、中国以外では世界最多となるそうです。
さらに成長して中国へ渡ったパンダも含めるとこれまでに14頭が誕生していて、まさにパンダの大家族といったところ。
一方でパンダの繁殖はとても難しいと言われています。
神戸市の王子動物園では以前に繁殖のため、中国からオスのパンダを招いたのですが、繁殖能力が低いことがわかって中国へ返還されました。
また2010年には別のパンダが人工授精のための全身麻酔で死んでしまうなど、パンダの繁殖は一筋縄ではいかないものなのです。
アドベンチャーワールドを支えるすごいパパパンダ
そんな中でもこれまでに14頭が誕生しているアドベンチャーワールド。
なぜこんなすごいことになっているかというと、アドベンチャーワールドにはすごいオスがいるそうなんです。
今回生まれた双子のパパの永明(えいめい)は22歳。
人間で言うと60歳以上の永明は前の奥さまの梅梅(めいめい)との間に6頭の子どもを授かりました。
梅梅が2008年に永眠し、次の奥さまとなった良浜との間に7頭の子どもを授かったのです。
人間だけでなく動物の間でも広がっていると噂される"草食系男子"。
永明には無縁の言葉のようですね。(ライター:ツカダ)