「白い恋人」が激怒しそうなラブホが、北海道・旭川で発見される
北海道を代表する洋菓子として確固たる地位を築いている「白い恋人」。
1976年の発売以来その名は日本全国にとどろくが、インスパイアされたと思しき商品は全国に存在する。「どあらの恋人」(長登屋)、「大阪環状線の恋人」(JR西日本)......。吉本興業の子会社が2010年に発売した「面白い恋人」は、白い恋人の製造元・石屋製菓が販売差し止めと損害賠償を求める訴えを起こし、ちょっとした騒ぎになった。
先の騒動のときは「これくらいはOKでしょ」「いやダメ」と世間の反応は賛否両論あった。ところが、もっと大胆というか、白い恋人を1文字変えただけのラブホ...いやいや、リラクゼーションホテルが旭川に存在する。その名も「白i恋人」だ。

ああ、白い恋人ってそういう......。
場所は...「恋人の聖地」の麓
住所は旭川市台場1条6丁目。市の中心部から西に約6キロ、札幌市と旭川市を結ぶ国道12号線からほど近い場所に建っている。裏手の山にはサンタプレゼントパークという名のスキー場もあり、山の屋上にあるニコラス展望タワーからは旭川市の夜景が一望できる。2014年には「恋人の聖地」にも選ばれた(営業期間は夏季限定)。
聖地の麓に立地する同ホテル。真っ白な建物に差し色の赤ラインが入っている。
北海道5日目その5。旭川から札幌に戻るために12号を南下。深川から高速に入るためである。すると、途中で衝撃的な光景が目に入る。モーテル街があったのだが、なんと農協マークや白i恋人の看板が。これって問題なし? pic.twitter.com/6isKbk09Q9
— str84ward (@ohziy) 2014, 11月 19
ホテルの詳細ページを読む限り、カップルから家族連れまで幅広い層に対応しているようだ。
旭川動物園やスキー場、ゴルフ場などのレジャー施設からもアクセス便利な好立地。そして、全室デザイナーズホテルを意識した内装。設備が楽しいアミューズメントホテルと、オシャレにきめたホテルの雰囲気を併せ持ち雰囲気重視のカップルにも大人気!また、シンプルで入り易い外観と全日予約可能なシステムは、家族連れにも利用し易いと人気急上昇中!しかも、お子様連れには、パジャマやお菓子などの無料サービスがあるなど、細かな気配りも嬉しいと評判◎。
部屋はAからFまで6タイプに分かれ、全部で16室。ミ●●ーマウスのシルエットがかわいいミッキールームの307号室、メゾネットタイプで2ベッド設置、家族の利用も可能な210号室、ラブラブバスが付いている201号室と、どの部屋も個性あふれる。
家族連れOKなホテルだけど、客室にナースコスチュームもあり
利用方法はご想像にお任せするが、客室にはナースコスチューム、コンビニBOXには無料のサービスローターがそれぞれ設置されている。
近くには「ホテル農協」という宿泊施設もあったのだが、残念なことにつぶれてしまった。 エントランスのロゴはなんとも形容のしようがないが、ユニークなサービスで利用者から好評だった模様。
@tachuchu_yorupa そのホテル農協というラブホは、客の入り具合を「大豊作」「不作」で示している面白いホテルだったんですよ。
— ふじ@急行はまなす (@fuji_kiha40) 2014, 11月 24
@beta_atweb ついでにホテル【農協】の満室空室表示が、「豊作」「不作」だったのは地元じゃ有名な話。あと、西洋の城をかたどった【バッキンガム】ってのもあった。いずれも、もう今はやってないかもしれないけど、語り継いでいかねばなるまい(違)。
— 誇大 進 (@makotomac2001) 2012, 5月 26