人気の甲州弁だけど...語尾が怖すぎて思わぬ騒動に?
NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公はなを演ずる吉高由里子さんの人気のおかげか、彼女が話す甲州弁の人気も全国に広まったようだ。彼女の決めゼリフ「こびっと」は、なんと今年の流行語大賞候補にノミネートされてしまったほどだ。
この甲州弁を効果的に使って、山梨県内の電光掲示板で交通安全をよびかけようという、ユニークな試みも行われていた。ところがその甲州弁の中に、ちょっとギョッとするようなフレーズがあると、最近地元出身者の間で話題になっていた。
道路の上の方に交通情報の電光掲示板があってそれに「紅葉がきれいだけど前を見て走れしね」って出てて「走れしね」って方言で「走ってね」なんだけどこれ県外の人が見たら確実に「走れ死ね」って思うだろ。。。
— りんこ★頑張りロックンロール!! (@caramelinda_884) 2014, 11月 11
@pezura @dorry_tw 夕方バイパスを通ったら、「へえ夕方じゃん こぴっとライト つけろしね」ってのが出てたけんど、運転中だったからうろ覚え。他の衆も言ってるけんど、「しね」はどうよ?
— ハロサ (@AkaGrell) 2014, 11月 12
そう、それは「しね」。
いくつかのバリエーションがあるようだが、
「気をつけろしね」
「前を見て走れしね」
「こぴっとライトつけろしね」
といったメッセージがあるという。
甲州弁では「気をつけろしね」は、「気をつけてね」、「走れしね」は「走ってね」という意味だが、県外の人は確実に「死ね」と誤解するだろう、というわけだ。
別のツイートには、「気をつけろしね」の前に、実はこんな言葉があると、写真付きで報告している。
ちょwwこれはwww RT @dorry_tw こういう流れwww\(^o^)/
甲州弁で注意喚起。 pic.twitter.com/HbyLGSpe9V
— ぺずら @ 甲州ウィキペズラポーク (@pezura) 2014, 11月 12
「お年寄りの事故が」「増えてるだっちゅうよ」「気をつけろしね」という流れだそうだ。
「しね」を売りにできるといい!?
実際、主に県外の通行人からこうした「誤解」が相次ぎ、山梨県警が内容の変更を検討中、とのニュースが、2014年11月21日、山梨日日新聞で報じられた。
甲州弁メッセージがどうなるかは不明だが、これに対しては、さまざまな声が寄せられている。
@AkaGrell バイパスの電光掲示板、セリフは何にせよ甲州弁ナイスプレーですね♪(・∀・)楽し~。
— くおりあ (@qualia_77) 2014, 11月 12
@dorry_tw @AkaGrell @pezura 道路上の「~しね」は、たしかにひらがなで見るとちょっと危ない印象かも...(´∀`;)(←関西の人)あ、でも大体文脈でわかるから、たぶん大丈夫!
— くおりあ (@qualia_77) 2014, 11月 12
@pezura 逆に「しね」を面白いフレーズとして、山梨自慢の売りにできるといいさね~。
— くおりあ (@qualia_77) 2014, 11月 12
"@pezura: ちょwwこれはwww RT @dorry_tw こういう流れwww\(^o^)/
甲州弁で注意喚起。 pic.twitter.com/Ce0aO0GLp7"
こう言うセンス、大事だと思う!
ほーずらー!?
— うえはらつよし●┴┐騙され隊 (@Go3309) 2014, 11月 12
@Go3309 ほーんなほーんな( ̄(00) ̄)
— ぺずら @ 甲州ウィキペズラポーク (@pezura) 2014, 11月 13
山梨県内ではこんな感じで議論が盛り上がっているようだが、皆さんはどう思う? 下のコメント欄かツイッターで、意見を投稿しろしね?