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雪女のメシがマズイ件...「いわてマンガ大賞」受賞の妖怪漫画が面白い!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.11.17 17:35
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岩手県ウェブサイトで公開中の「コミックいわてWEB」のことは、以前、Jタウンネットでも取り上げたことがある(参照:執筆陣が豪華すぎる サブカル通な知事発案の「無料」漫画サイト)。達増拓也知事自らが責任編集をしていることでも知られるユニークな取り組みである。

2014年11月11日、岩手県と盛岡情報ビジネス専門学校の共同開催「第4回いわてマンガ大賞」コンテストの審査結果が、発表された。大賞受賞作は、奥州市在住の江川大輔さんの「氷の宴」で、17日から、上記の「コミックいわてWEB」から配信されている。

自治体サイトに載っている漫画なんて、どうせ真面目な作品じゃないの――なんて思うなかれ。本作、24ページの短編だが、登場人物(妖怪)もいちいちキャラが立っていて、かなり読みごたえがある。

岩手県ウェブサイトより
岩手県ウェブサイトより

岩手の妖怪たちは今何をしているのか

舞台は岩手の山奥にある、妖怪たちが集まる居酒屋「妖怪集落」。

女将を務めるのは、マッチョ好きの雪女(ゆきめ)。ただし、作るメシはことごとくまずいという欠点が。

常連客はカッパ、座敷童子、スネカ。いずれも岩手の伝承に登場する妖怪たちだ。NPOに参加していたり、「派遣社員」をしていたりと、現代にしっかり適応しているのが面白い。

そんな妖怪たちが、基本的にゆるく飲み、そして時々大暴れする、短編ながら緩急に富んだ作品となっている。

「コミックいわてWEB」で無料公開されているので、ぜひご一読を。

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