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都会人「健康のために一駅くらい歩こう!」 地方民(こいつ、正気か?)

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.11.09 10:39
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「健康のため、目的地より一駅早く降りて、その分ウォーキングしよう!」

雑誌などの健康特集を見ると、時々そんなアドバイスを見かける。

そのたびに噴出するのが、「そんなことできるのは、都会に住んでるヤツだけだよ!」という反応だ。

東京都心なら、JRにしろ地下鉄にしろ、一駅の間隔はせいぜい1キロ前後。歩いても15~20分だから、ちょっとしたウォーキングとしてはちょうどいい。

しかしこれが地方になると、どうなるか。

「都会の『一駅』と地方の『一駅』は別の言葉」

現在、駅間距離が日本で最も長いのは津軽今別駅(青森)~木古内駅(北海道)の74.8キロ。これはさすがに例外としても、地方に行けば10キロ以上、というところはざら。ましてや、途中には山がそびえていたり、道などなかったり......。電車に乗っていれば5分程度でも、歩けば数時間、下手すれば半日仕事ということは珍しくない。

都道府県別、県庁所在地から隣の駅までの距離は?

とすれば、隣の駅との距離で、その都市の「都会度」「田舎度」を測れるのでは?

そう考えた編集部では、各都道府県の県庁所在地名を冠した駅から、隣の駅までの距離を調べてみた(JRのみ。複数ある場合はその平均値)。

都道府県別、県庁所在地駅から隣の駅までの距離まとめ(Jタウンネット調べ)
都道府県別、県庁所在地駅から隣の駅までの距離まとめ(Jタウンネット調べ)

結果、駅間距離が「近い」都道府県1位となったのはやっぱり東京......と思いきや、徳島駅。平均1.4キロと、山手線並みに近い。JR四国は駅間距離が短い傾向にあり、高知(4位)、香川(11位)も上位にランクインしている。

2位は長崎駅(1.6キロ)で、3位にようやく東京駅(1.7キロ)。ターミナルのため多くの路線が乗り入れていることが、平均値を上げる結果となった。

栃木、鳥取を上回ったのは...?

逆に「遠い」のは、3位が宇都宮駅(6.2キロ)で、2位が鳥取駅(6.6キロ)。では1位は――というと、これまた意外にも横浜駅(7.0キロ)。川崎駅や新川崎駅、戸塚駅がいずれも10キロ以上離れているためだ。なんにせよ、このあたりになると「一駅歩く」のはよほど足に自信がないと厳しいレベルだろう。

まとめ

対象が県庁所在地だけ、という条件では、さすがに結論を出すのは難しかった。もっとも、図表からはある程度の傾向も読み取れる。皆様のご意見をお待ちしたい。

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