岩間の天狗まつりが「ファンタジー」感にあふれすぎている
2014.11.07 18:38
「寅吉少年と十三天狗の伝説」がまたファンタジーっぽい
このお祭りでは、同市岩間地区の愛宕山に伝わる「寅吉少年と十三天狗の伝説」をストーリー化した天狗の行列が行われる。
寅吉少年と十三天狗の伝説......またファンタジーな響きだが、これは江戸時代、本当にあったという話。寅吉少年は7歳のころ、愛宕山の天狗にさらわれ、彼らと生活をともにすることに。寅吉は13人いた天狗の1人に弟子入りして、さまざまな魔法を教わったのち、江戸にやってきて天狗界の様子を詳細に語り、大評判となったが、やがて天狗たちの元に帰っていった――なるほど、ファンタジーだ。
祭りではこのほか、合気道発祥の地をPRする「合気道演武」、竹細工加工の産地であったことから行われる「竹ぼうきづくり」「竹細工体験」などのイベントもある。
また「ファンタジーナイト」では、笠間市商工会岩間事務所前広場の会場や岩間駅前すずらんロード商店街が、イルミネーションやキャンドルで飾られる。