電柱に「迷い犬探してください」→なぜか書類送検された...
2014.10.05 07:44
名古屋市議会でも 河村市長は一定の理解示す
この件は名古屋市議会でも取り上げられ、名古屋市住宅都市課の墨田昌義局長は「電柱、街路灯などに対し張り紙をする行為は、条例で認められているものを除き違反となっております。」と説明、一方で河村たかし市長は「自分のポスターをようけ貼っといて、他の人のはいかんなんて、よう言えん。私は電柱には貼らないけども、景観だというなら同じですよ」と一定の理解を示しました。
名古屋市観市景観室の石原宏室長によれば「名古屋市屋外広告物条例は、昭和36年に制定されたもので、電柱は数が多く、非常に景観を崩していくことに繋がるので当初から禁止されていました」とのこと。
名古屋市の条例では、広告を貼る行為を禁止していますが、町内の盆踊りや祭りなど「祭礼や慣習上の行事」で、日時が決まっていて地域に密着した情報については例外が認められているそうです。
今回問題となった犬を探す張り紙は例外と指定されていないため、広告と同じ扱いとなり禁止という判断となったとのこと。