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「私の飼い主は、飲酒運転で命を奪われました」 柴犬が訴える福岡の実話CMが泣ける

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.08.14 14:20
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「私の名前はこゆき。大切な人と散歩をするのが大好きです」

そんなナレーションとともに登場するのは、1匹の愛らしい柴犬だ。静かなピアノのメロディーをバックに、柴犬の「こゆき」はてくてくと校庭などを歩く。

だが、「こゆき」のそばに、一緒に散歩をする「大切な人」の姿はない。ナレーションは、こう続く。

「......だけど、大切な人は、飲酒運転のドライバーに命を奪われました。思い出の場所を探しても、大切な人は見つかりません」

15歳の飼い主を飲酒運転で亡くす

現在話題となっているこの動画は、福岡のNPO法人「はぁとスペース」がYouTube上で公開しているものだ。2014年8月14日現在、すでに3万回近く再生されている。

公式サイト
公式サイト

毎日新聞(ウェブ版、13日付)は、この動画の背景を詳しく取り上げた。出演しているこゆきは2011年、実際に「大切な人」を交通事故で亡くしている。当時16歳だった飼い主の少年だ。このCMは、上記NPOの代表を務める母親らが、飲酒運転の撲滅を呼びかけるため制作、現在テレビ放映を目指してスポンサーを募っているという。

「少しでも多くの人に感じてもらいたい」「健気で号泣」

テレビ番組などでも相次いで取り上げられたこともあり、ツイッターなどでも大きな反響が巻き起こっている。

「大切な人が突然いなくなるという事、あなたは想像できますか?」

動画は、こゆきのそんな呼びかけで締めくくられている。

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