浜松発「家康のしかみロール」が個性的すぎる...
徳川家康の顰(しかみ)像をご存じだろうか。1572年、武田信玄と徳川・織田連合軍が三方ヶ原(現在の静岡県浜松市北区三方原町近辺)で戦った。この三方ヶ原の合戦で敗れた家康は、命からがら浜松城に逃げ帰った。城に帰った直後に、疲労困憊、意気消沈した自分の様子を家臣に描かせたのが、このしかみ像だと伝えられている。家康は生涯この像を大切にし、自らの戒めとしたという。
このしかみ像をモチーフとしたロールケーキが発売され、話題となっている。その名も「家康のしかみロール」。「協同組合浜松卸商センター青年部翔友会」とこだわりの手作り洋菓子ショップ「玉子屋本舗」とのコラボ商品とのこと。しっとりふわふわの生地と食べ応えのあるクリームに、小豆(あずき)餅がはさまれている。
家康が浜松城への敗走中、茶屋で小豆餅を食べていたところ、武田軍が迫ってきたため代金を払わず逃げてしまった。店の老婆が追いかけ、家康から代金を取ったという言い伝えがある。戦に敗れ必死に逃げる途中に、とても小豆餅を食べる余裕などないと思うが、浜松市には現在も「小豆餅」「銭取」という地名があるとのこと。
家康の敗戦に関してはさまざまな逸話が残されている。敗走の恐怖のあまり脱糞したのを、家臣に見とがめられるが、「焼き味噌だ」と言ってごまかしたという。これは後世の小説家の創作らしいが、どうもこちらの方が世の中にすっかり広まっているようだ。
ツイッターでは、あまりにも意外過ぎる取り合わせに驚く声が続出している。
これはw なぜこれを商品化しようと思ったのかw
徳川家康のしかみロール 商品詳細 - ほいさっさ 浜松卸商団地通販サイト http://t.co/LepZUjg47r pic.twitter.com/HTLP377qXF
— まとめ管理人 (@1059kanri) 2014, 8月 4
@1059kanri これちょっと、元ネタ考えたら食べ物に使うのは止めた方が良いと思いますのにwww
— ゆきかぜまる(24) (@ykkzmr) 2014, 8月 4
@1059kanri 勢いにノリスギてる人を諌めるために送るのが正しいのでしょうかね
— 紅葉饅頭2@砲塔なぞいらぬ (@momi_man2) 2014, 8月 4