【閲覧注意】豊田市で××が大量発生して給食が一時停止...これはヤバい
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年7月14日放送で、ハエの大量発生で日常生活にも大きな影響を受けている豊田市藤岡地区について紹介していました。
大量発生で日常生活を直撃!
豊田市の藤岡地区で、ある生き物が大量発生して日常生活に支障をきたしているそうです。
その生き物とは、体長約1㎜のクロバネキノコバエ。
住民の方のお話しでは「ひどい時は足の踏み場もない」「明るい場所全てが真っ黒」など、飲食店のオーナーさんは「食品に入らないように注意することはできても、あまりに小さいので網戸にしてもどんどん入ってくるので、どうにもならない」と対策方法もなく、ついには子供たちの給食も停止する事態になったとのこと。
ハエで給食が停止に!
豊田市藤岡給食センターの西山浩司所長のお話しでは、「食材に止まったり入り込んでしまう危険性があるため、調理を行うことができない状態です」とのことです。
窓のサッシの隙間に粘着テープを貼るなどしてみたものの、ハエの侵入を防ぐことができすに、食洗機などに付着。
ハエ自体に毒性はないものの、食品衛生的に問題があるということで苦渋の決断を下しました。
藤岡地区の小中学生など2900人が、毎日お弁当持参となったそうです。
一体なぜ?打つ手なし?
自然観察指導員の北岡明彦さんのお話しでは、樹木の伐採が進まず、腐葉土が増えたことが一因ではないかとのことです。
豊田市役所感染症予防課の川合匡仙さんにお話しを伺うと「おそらく山全体で発生しており、駆除は不可能です。ただ市民の方々は非常に苦労していらっしゃるので、侵入防止策を検討しましたが、有効な手立てを見つけることはできませんでした」とおっしゃっていました。
藤岡給食センターでは独自にドアや窓の隙間をシリコンで埋める、目の細かい網戸の導入など、さまざまな対策を講じたとのこと。
西山所長は「とにかくできることをしないと」と対策が功を奏して、14日から給食は再開されたとのことでした。
行政もお手上げの自然の問題ですが、住民の方にとっては死活問題でしょう。駆除は難しいとしても、何か手立てをしていただきたいですね。(ライター:神谷祐美)