冷やし中華にマヨネーズ、アリ?ナシ?
この時期になると飲食店で見かけるのが「冷やし中華はじめました」の貼り紙だ。地域によっては「冷麺」と呼ぶところもあるだろう。
さっぱりした食感の麺に、水分をたっぷり含んだキュウリ、冷えたハムと錦糸卵、だしの効いたソースなどが盛られている。気温が上昇すると無性に食べたくなるフードだ。
その一方で、冷やし中華自体は好きだけど、××が加えられるのはちょっと......という声があちこちで聞かれる。
中でも賛否両論分かれるのがマヨネーズだ。
マヨネーズのネチョネチョした感じがどうにも好きになれない、それを冷やし中華にかけるなんて邪道の極み――という意見もあれば、野菜が盛られた冷やし中華にマヨネーズなしなんて考えられない、スープに溶かしてもおいしいよという意見もある。
実はこの「冷やし中華にマヨネーズ」、地域によって「あり」派と「なし」派が分かれることをご存じだろうか?
発祥の地は「スガキヤ」!?
冷やし中華にマヨネーズを混ぜるようになったのは、名古屋のラーメンチェーン店「スガキヤラーメン」からといわれる。かつてスガキヤの冷やし中華はスープに最初からマヨネーズを溶いて提供していたが、1963年頃に野菜類の上にマヨネーズを乗せるようになったという。その後別添の袋入りになったけれども、ほとんどの客はマヨネーズをかけている。
ちなみに、スガキヤでは冷やし中華を「冷しラーメン」と呼び、スライスされたレモンがトッピングされている。
マヨネーズをかける風習はスガキヤが進出しているエリアとほぼ重なるようだが、山形県や福島県など、東北地方南部にもマヨネーズをかける派が少なくない。
ここで読者の皆様に質問。
冷やし中華(冷麺)にマヨネーズかけますか?
以下の選択肢から、お答えいただきたい。
結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。