無名の元競走馬「ナリタトウショウ」(0戦0勝)が意外な人気者に。その理由は?
2014.06.02 06:07
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年5月23日放送で「"あっかんべー"する馬」について取り上げていました。
京都府八幡市の乗馬クラブ「クレイン京都」には"あること"で大人気になった馬がいます。
彼の名はかつて「ナリタトウショウ」と言いました。
競走馬としてデビューすることになった当日、興奮しすぎた彼はスタート直前に蹴り上げた足をゲートに当ててケガをしてしまいます。結局、彼が競走馬としてレースに出ることは一度もありませんでした・・・。
"あっかんべー"で一躍アイドルに!
それから数年後、彼は乗馬クラブに引き取られ「マサイ」という新しい名前を与えられて第二の人生を穏やかに送っていました。
ところがある日、彼が見せたある仕草に乗馬クラブのメンバーが度肝を抜かれることに。
その仕草とは"あっかんべー"。
「あっかんべー」と声をかけると、ペロッと舌を出してくれます。
やがてあっかんべーする馬の噂は広まって、マサイは乗馬クラブのアイドルになりました。人間で言うと70歳になったマサイですが、おじいちゃんになっても元気であっかんベーを続けています。
クレイン京都では、フロントに声を掛ければマサイに会えるように案内してくれるそうですよ。(ライター:ツカダ)