姫路市民の最近のあいさつは「姫路城、白いですね」らしい
2014.05.22 18:40
「白鷺城」の異名をとる美白の城
3月中旬頃から素屋根の鉄骨の解体作業が始まり、現在は大天守最上階が姿を現し出している。久しぶりに顔を見せた姫路城だが、城下に住む市民の間で話題なのはその「白さ」だ。
ブログ「姫路城英語ガイドのひとりごと」によると、次のような会話が交わされているという。
今、姫路城下でよく聞く挨拶は「だいぶん見え出しましたね。」
そう、みんな待っているのです。そして、次に出る言葉が「白いですね。」
確かに写真で見ると修理前と比べて、全体的に「美白」化した印象がある。
もともと姫路城は「白鷺城」の異名をとるように、その白く優美な姿がトレードマークだった。「白くなった」というよりは、修理により本来の姿を取り戻した、というのが正確だ。