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姫路市民の最近のあいさつは「姫路城、白いですね」らしい

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.05.22 18:40
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2009年から平成の大修理に入っている国宝姫路城の大天守。その周囲は8階建物に相当する巨大な素屋根で覆われ、内部では白しっくいの塗り替えや瓦のふき替え、耐震補強などの作業が行われている。

素屋根にすっぽり覆われていた姫路城大天守(cotaro70sさん撮影、Flickrより)
Himeji castle

「白鷺城」の異名をとる美白の城

3月中旬頃から素屋根の鉄骨の解体作業が始まり、現在は大天守最上階が姿を現し出している。久しぶりに顔を見せた姫路城だが、城下に住む市民の間で話題なのはその「白さ」だ。

ブログ「姫路城英語ガイドのひとりごと」によると、次のような会話が交わされているという。

今、姫路城下でよく聞く挨拶は「だいぶん見え出しましたね。」
そう、みんな待っているのです。そして、次に出る言葉が「白いですね。」

確かに写真で見ると修理前と比べて、全体的に「美白」化した印象がある。

もともと姫路城は「白鷺城」の異名をとるように、その白く優美な姿がトレードマークだった。「白くなった」というよりは、修理により本来の姿を取り戻した、というのが正確だ。

「白すぎ城」との説も...

工事の様子は姫路市のウェブサイト内にある「今週の姫路城」に記録されている。作業は順調に進んでおり、来年3月には全て完了する予定だ。

徐々に姿を現した大天守を見た市民の反応は、「昭和の大修理が完了したときの姿を思い出す」「白鷺城の面目躍如だよ」や「白すぎる」「ものすごく白いのう......」「白すぎ城」といった驚きなど様々だ。

平成の大修理前の姫路城(l platerさん撮影、Flickrより)
Himeji Castle (姫路城)
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