関西人でも兵庫人でもない「神戸人」。その見分け方&意外な風習とは?
えっ、上履きは!?
●粗大ごみは「荒ごみ」
コープこうべが全国に先駆けて「マイバッグ運動」に取り組んできたことからすると意外だが、かつて神戸市のごみは「燃えるごみ」と「荒ごみ(燃えないごみ+大型ごみ)」、「缶・ペットボトル」の3種類しかなかった。現在ではごみの分別も6種類になり、市当局は荒ごみという言葉を使っていないようだが、市民の間では今でも「荒ごみ」が使われているようだ。他の地域で使用したら不思議に思われること間違いなし。
●学校は土足、日直の代わりに「日番」
西洋文化の影響を強く受けた神戸。小中学校のほとんどはなんと「土足」で、上履きを使う習慣がない。床のメンテナンスのため、数カ月に1度「油引き」と呼ばれるワックスがけが行われ、作業後数日間は油の臭いが教室内に漂う。服を油で汚してしまい、苦い思い出を作ったことのある人も。油引きの話題を振って相手がそれに乗ってきたら神戸人に違いない。
また、学校の日直のことを当地では「日番」(にちばん)と呼ぶそうだ。これも神戸ルール。