「栃木レモン10%使用なのに無果汁!何が入ってるの!?」 メーカー「栃木レモンは無果汁です」
栃木県民ご愛飲のドリンクといえば「レモン牛乳」。栃木乳業では、「関東栃木レモン」の商品名で販売している。お笑いコンビのU字工事がテレビ番組で度々取り上げたことで全国区の飲み物となった。地元ではコンビニでも売っているが、県外では東京ソラマチ(墨田区)にある「とちまるショップ」で見かけるくらいだ。
飲料は「牛乳」が付かないのにアイスはOK...!?
なぜ商品名に「牛乳」が付いていないかというと、現在の日本では生乳100%のものしか「牛乳」と表記することができないためだ。
さらにいうと、この乳飲料にレモンは入っていない。天然着色料を加えてそれっぽい風味に仕上げている。牛乳に本物のレモン果汁を入れると固まってしまうからと考えられる。
飲んでみるとレモン味のアイスが溶けたような味で、ほどほどに甘いけれども粘着度は低く、口の中に甘ったるさは大して残らない。
ところで、宇都宮市のフタバ食品では、この栃木レモンを使ったアイスミルク「レモン牛乳」を販売している。カップとバーの2種類があり、どちらも関東・栃木レモンを10%使用している。
こうした経緯を知らない人も多いようで、アイスミルクのレモン牛乳を購入した人が、ツイッターに次のような投稿を寄せた。
レモン10%使用!!!!
でも無果汁!!!!!
何入れやがった!!!!! pic.twitter.com/TayKtdYKvC
— りり (@riria1107) 2014, 4月 5
確かに、「栃木レモン=レモン牛乳」と知らないと、ちょっとびっくりするのも無理はない。これに対して、フタバ食品はわざわざ公式アカウントで回答している。
製造しておりますフタバ食品です。通称レモン牛乳と言われている栃木レモンを10%使用してます。栃木レモン自体無果汁なのでこちらも無果汁。@riria1107 レモン10%使用!!!! でも無果汁!!!!! 何入れやがった!!!!! pic.twitter.com/2qDyBj4bsn
— サクレ/フタバ食品 (@FUTABA_SACRE) 2014, 4月 8