チ●コみこしにネットも外国人も熱狂! 川崎の「かなまら祭」、今年も大盛況だった模様
テレビや大手新聞では表立って紹介されないけれど、外国人から「日本、いや世界の奇祭」として知られるイベントが、毎年4月第1日曜に金山神社(川崎市川崎区)で催される「かなまら祭」だ。
3基の神輿が練り歩く
江戸後期の記録によると、東海道の川崎宿には旅籠が70戸以上あり、その45%に飯盛女(めしもりおんな)がいた。旅人の食事や宿泊の世話が表向きの仕事だが、男性相手に体を売ることもあった。そんな彼女たちが願掛けを行ったことに由来する。
商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合のご利益があるといわれ、近年はエイズ除けの祭りとして有名になり、外国人も多く訪れるようになった。
男性器をかたどった3基の神輿(みこし)、「かなまら舟神輿」、「エリザベス神輿」、「かなまら大神輿」が街に繰り出す。
最も目立つのがピンク色をしたエリザベス神輿だ。これは東京・浅草橋の女装クラブ「エリザベス」が寄贈したもので、担ぎ手は女装したエリザベスのメンバーたち。「でっかいマラ!」「かなまら!」と声をかけながら巡幸する。
他の2基は地元の氏子が担ぎ手。かなまら舟神輿は台座が舟の形をしており男根は鉄製。もう一方のかなまら大神輿は台座が正方形で一番古く、男根は木製となっている。
外国人観光客のはじけっぷりがスゴイ
ちなみに今日は川崎で「かなまら祭り」やってる。
ヨコチンレーベルとしていちど行っておかなければいけない祭りだ。 pic.twitter.com/lF2HLgf0qK
— ボギー (@BoGGGeY) April 6, 2014
仮装した観光客があちらこちらで見かけるのもこの祭りの特徴。今年撮影された写真ではないようだが、日本人だけでなく外国人観光客のはじけっぷりがまたスゴイ。母国ではこんな祭りは行われないのだろう。
かなまら祭はむしろ日本人がひくくらい外国人のテンションが高いんだよなぁ... RT pic.twitter.com/c3JqwY89Ab
— 敗残兵 (@_GHOST_CHASER) April 5, 2014
出店で売られている食べ物もアレをかたどっている。
かなまら祭り行ってないが、もらった。
職人技。 pic.twitter.com/uPzRrEY1dQ
— 斉藤悠人 (@yuu__to) April 7, 2014
雨降って喜ぶ声も
最寄駅は京浜急行大師線・川崎大師駅。普段は利用客の少ない路線だが、大挙して押し寄せた観光客に対処するため臨時ダイヤも組まれた。
【悲報】京浜急行 大師線 かなまら祭の為に臨時ダイヤ組んだ模様。なおこの列車は新1000形4両 pic.twitter.com/3A4a2KjNFV
— わく (@wactktk) April 6, 2014
当日は気象庁が「急な天候の変化で落雷や突風が起こる可能性があります」と注意を呼びかけていた。そのとおり、急に雨が降ったようだ。
急にすごい通り雨が降ってきたのだが、かなまら祭りはかなまら様を男性、大地を女性に見たてて豊穣を願う意図なので、かなまら様のお神輿の日に雨が降るのは大地の神様(女性)がかなまら様を受け入れてくださったということになり大変縁起がよいらしく、氏子さんたちが皆さん大喜びしていた(^人^)
— 星井サキコ ;De (@syulan2) April 6, 2014