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チ●コみこしにネットも外国人も熱狂! 川崎の「かなまら祭」、今年も大盛況だった模様

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.04.07 16:40
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テレビや大手新聞では表立って紹介されないけれど、外国人から「日本、いや世界の奇祭」として知られるイベントが、毎年4月第1日曜に金山神社(川崎市川崎区)で催される「かなまら祭」だ。

名高いエリザベス神輿。写真は2010年(goto_さん撮影、Flickrより)
かなまら祭り

3基の神輿が練り歩く

江戸後期の記録によると、東海道の川崎宿には旅籠が70戸以上あり、その45%に飯盛女(めしもりおんな)がいた。旅人の食事や宿泊の世話が表向きの仕事だが、男性相手に体を売ることもあった。そんな彼女たちが願掛けを行ったことに由来する。

商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合のご利益があるといわれ、近年はエイズ除けの祭りとして有名になり、外国人も多く訪れるようになった。

男性器をかたどった3基の神輿(みこし)、「かなまら舟神輿」、「エリザベス神輿」、「かなまら大神輿」が街に繰り出す。

最も目立つのがピンク色をしたエリザベス神輿だ。これは東京・浅草橋の女装クラブ「エリザベス」が寄贈したもので、担ぎ手は女装したエリザベスのメンバーたち。「でっかいマラ!」「かなまら!」と声をかけながら巡幸する。

他の2基は地元の氏子が担ぎ手。かなまら舟神輿は台座が舟の形をしており男根は鉄製。もう一方のかなまら大神輿は台座が正方形で一番古く、男根は木製となっている。

外国人観光客のはじけっぷりがスゴイ

仮装した観光客があちらこちらで見かけるのもこの祭りの特徴。今年撮影された写真ではないようだが、日本人だけでなく外国人観光客のはじけっぷりがまたスゴイ。母国ではこんな祭りは行われないのだろう。

出店で売られている食べ物もアレをかたどっている。

雨降って喜ぶ声も

最寄駅は京浜急行大師線・川崎大師駅。普段は利用客の少ない路線だが、大挙して押し寄せた観光客に対処するため臨時ダイヤも組まれた。

当日は気象庁が「急な天候の変化で落雷や突風が起こる可能性があります」と注意を呼びかけていた。そのとおり、急に雨が降ったようだ。

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