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なぜ合体させた...緑茶とコーラが1つになった静岡のご当地ドリンクが摩訶不思議すぎる

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.03.25 17:08
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緑茶といえば体にいい成分をたっぷり含んでいて和食や和菓子に合う。一方、糖分と炭酸で作られたコーラは甘さや刺激を欲しがる若者にぴったりのドリンクだ。

しずおかコーラ(画像はすべて編集部撮影)
しずおかコーラ(画像はすべて編集部撮影)

静岡県には何と、嗜好品としては真逆のポジションにあるこの2つを融合させた商品があるらしい――その情報を聞きつけたJタウンネット編集部は、商品が売られている「日本のいいもの逸品市場 ちゃばら」(東京都千代田区)へ向かった。

着いたのはJR秋葉原駅の電気街口。山手線の高架沿いを上野駅方面に向かって真っすぐ歩き、AKB48 CAFE&SHOP AKIHABARAとガンダムカフェの前を通って、信号を渡ってすぐのところにある。徒歩にして約2分。

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日本各地の名産品を取り揃えたショップで、東京都内にアンテナショップのない県の名産品を取り揃えている。例えば、愛知県のアンテナショップをは都内にないが、地元の人なら誰も知っている「オリエントカレー」はここで購入できる。

静岡県のアンテナコーナー「おいしず」は店内の一角にあった。都内でご当地の産品がまとまって置いてあるのは恐らくここだけ。

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クセの強い緑茶コーラ

ここで売られているのが島田市の木村飲料が製造・販売している「しずおかコーラ」だ。商品をパッと見て「スプライトっぽい」と思ったけれども、緑色の液体は「マウンテンデュー」に近いというべきか。いずれにしても、くすんだ色味はお茶のイメージにぴったりだ。

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その名のとおり基本は炭酸飲料なのだが、原材料に緑茶が含まれている。ネットで調べたところ、茶葉だけでなく原料の水も作っている工場も静岡だという。

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販売価格は200円。容量240mlと決して多くはないが、地元静岡ではもっと安い価格で売られているところもあるという情報も。

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自宅に帰り、コーラをグラスに注いですぐの写真。持ち運びに要した時間は長く結構揺れたはずだが、グラスから泡があふれることなかった。コカ・コーラやペプシコーラとは全く違う。どちらかというとサイダーっぽい。

静かに口に含むと――何の説明も受けずに目隠しされて飲んだとき、成分を的確に当てられる人は少ないかも。説明されてはじめて「緑茶も入っているのか」と気づくに違いない。「ドクターペッパー」と「ファンタ」を足して2で割って、お茶寄りに仕上げたとでもいえばいいだろうか。渋いといえば渋い。摩訶不思議な飲感だ。

いつものコーラを飲んだときに感じる、あの甘ったるさはほとんどない。炭酸飲料を飲んだ直後に起こるお腹の膨れも小さかった。

話は脱線するが、緑茶とコーヒーを比較すると、カフェインは緑茶の方が実は多い。緑茶のクセとコクを炭酸になじませるために試行錯誤した結果、こういう味になったのかなと想像する。

それにしても商品名に「茶」ではなく「しずおか」を入れたのは、メーカーの郷土愛ゆえなのだろうか。

透明な富士山コーラ

おいしずではもう一つ「富士山コーラ」なる商品も購入した。メーカーは同じ木村飲料。しずおかコーラと同じ瓶を使用していて、値段も一緒。青系のラベルは富士山のイメージに合っている。

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液体の色は少し白く、カルピスとサイダーの中間といった印象。泡立ち具合もサイダーっぽい。飲んでみると...しずおかコーラよりもほんのりとした甘さが感じられる。舌が若干ピリピリするが、こちらの方が飲みやすさは上。

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立て続けに炭酸飲料を2本も飲んでしまいカロリーが気になるところだが、エネルギーは驚きの0カロリー。

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ラベルを見ると「モンドセレクションで金賞を受賞した富士山の萬年水を使用」と記載があった。

たくさんの人に試飲してほしい

どちらのコーラも基本はネタ系炭酸飲料。しかし、富士山コーラの説明書きを見る限り、成分に気を使っている印象だ。これは木村飲料のポリシーかもしれない。

この2つの炭酸飲料は地元ではかなり売れているそうだが、県外で販売している店舗は少ない。全国の人に飲んでもらい、その声をもとに改良を重ねていくことで、より多くの人に受け入れられるのではないか。

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