地元に球団がない野球ファンって、どこを応援すればいいの?
2014年3月28日、日本プロ野球が開幕する。マー君が抜けたとはいえ昨年日本一の楽天、若手育成力の西武、ドラフトで好選手を獲得したロッテ、大補強のソフトバンク、抑えが優秀なオリックス、捲土重来の日本ハム、選手層の厚い巨人、3本柱が揃う阪神、駒が豊富な広島、谷繁捕手が監督を兼任する中日、打撃力が強力な横浜、外国人選手の能力が高いヤクルト――と見どころは尽きない。
かつては巨人が全国で圧倒的人気を誇っていた。しかし、パ・リーグ球団の本拠地が全国に分散し、日本ハムが北海道、楽天が東北、ソフトバンクが福岡と、各球団が地元密着のチーム作りを行い、いずれも本拠地では絶大な支持を受けている。また、阪神や広島は長い低迷期を脱したことで、地元以外のファンを増やしている。
甲信越北陸、四国の人たちのひいき球団は?
その一方で、プロ野球球団がない府県の住民は、いったいどのチームを応援しているのか。
多いのは、とりあえず比較的近場の球団を応援している、という話だ。ある京都府民に尋ねたところ、「うーん、やっぱり阪神かなあ」との答えが返ってきた。一方、広島と隣り合う岡山ではカープファンは少なく、むしろ東隣の阪神ファンが多い、という説もある。
四国4県の場合、関西圏に近い徳島や香川は阪神ファンが多く、愛媛は広島、阪神と西武のキャンプ地がある高知は2球団の人気が比較的高いといわれる。東海・北陸は巨人と中日が人気を分け合い、関東甲信越における巨人人気は健在――というのが定説だ。
九州各県はソフトバンクが勢力を広げつつあるけれども、キャンプ地のある巨人・広島・ロッテ、そして西鉄時代は本拠地だった西武のファンもいるという。またこれ以外にも、地元出身の選手がいる球団を応援している、という話も聞く。
そこで読者の皆様に質問です。
あなたが応援しているプロ野球チームを教えてください
複数ある場合は、一番思い入れのあるチームを1つだけ選んでください(結果は、都道府県別に集計されます)。