合体アクションが熱い!北海道留萌のご当地合体ロボ「オロロン8」
北海道の留萌地方に、男のロマンをかき立てる新しいタイプのご当地キャラ、というか合体ロボが現れた。
その名は「管内合体ロボ オロロン8」。留萌振興局が発表したもので、8自治体+2島=10機のマシンが合体して1体のロボットに姿を変えている。頭部は戦闘ロボにふさわしい形をしているが、胴体や肩、足などの各パーツは元のデザインが微妙に残っている。
オロロンという名前は日本海に浮かぶ北海道の離島「天売(てうり)島」に生息するウミガラスの別名「オロロン鳥」に由来する。
合体ロボを構成する10機は、留萌管内各市町村の特産品などをモチーフにしたご当地キャラや、市町村を代表する建造物がマシン化したものだ。スタイル抜群の美人パイロットがそれぞれ搭乗している。
左脚を構成する「KAZUMOちゃん号」(留萌市)は、元々は数の子をもとに考案された「KAZUMOちゃん」というご当地キャラだ。イラストと着ぐるみはどちらも可愛らしいが、ロボットの方はハードなデザインに様変わりしている。
右足を構成する「しょさんべつ天文台号」は建物をロボット化したパターンだ。初山別村にある日本最北端の天文台「しょさんべつ天文台」の構造をうまく活かしている。
ウェブサイトで公開されている動画では、その「合体」の様子が映し出されている。ロボットアニメや特撮ヒーローに憧れた人なら思わず胸が熱くなりそうなギミックがかっこいい。
が、合体したオロロン8は何かと戦うでもなく、港にぽつねんと立ち尽くすだけだ。海鳥が鳴く声がさびしく響く。今後、オロロン8はどんな活躍を見せるのか。引き続き注目したい。
)(3月13日追記)原稿に一部誤りがあり訂正させていただきました。
8機→10機
お詫びいたします。