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沖縄のイオンがイオンのレベルを超えている

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.03.07 19:29
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イオンというと、今も「ジャスコ」時代からの「地元向けスーパー」という印象が強い、という人も多いだろう。

一方で近年では、そうしたイメージを覆すような大型モールも相次いで登場している。中でもすごいのが、沖縄県中頭郡北中城村に建設中の「イオンモール沖縄ライカム」だ。

イオンモール沖縄ライカム外観イメージパース(イオンモールウェブサイトより)
イオンモール沖縄ライカム外観イメージパース(イオンモールウェブサイトより)

「イオン」の名前のつく商業施設は那覇や北谷、具志川、名護、南風原などがある。これらは食料品や日用品の比重が高い地域住民向けの店で、それでいて沖縄らしい商品が少ないという評判だった。これに対し沖縄ライカムは、当地を訪れる国内外の観光客にも対応した「東南アジアを代表するNo.1リゾートモール」を掲げる。

ハワイ・オアフ島にある大規模商業施設「アラモアナセンター」は、同島の観光客のほとんどが立ち寄るスポットとして知られているが、沖縄ライカムも同様のポジションを狙っていると見られる。

県内最大の商業施設といえば、那覇市おもろまちにある地域一番店「サンエー那覇メインプレイス」だ。延べ床面積はほぼ互角だが、地元の信頼は厚い。後発として勝負を挑む沖縄ライカムは差別化することができるか。

「宮殿のようだ」と話題に

完成予想図がイオンモールから発表されており、赤い瓦屋根は沖縄の伝統的な建物をほうふつとさせる。ツイッターには「宮殿のようだ」と期待する声が早くも寄せられている。

「おぉ、これはまさに城...王国も作ってるのか、イオン。」
「ついに本土級のイオンモールが沖縄にも誕生するのかぁ。 ここに映画館も入ったら最強だと思うけどな~。来年が楽しみ」

玄関部分に観光バスやレンタカーが発着するスペースや土産物を販売する売り場を設けるほか、沖縄から東南アジア、世界各国のローカルグルメが集結したグルメコートもある。

ファッション分野では沖縄初上陸となる人気グローバルブランドを集積し、沖縄のトレンド発信拠点を目指す。最上階はローカルフードを味わいながら伝統芸能やライブが見られるガーデンテラスとなっている。

敷地面積は約17万5000平方メートルで、立体駐車場を含む延べ床面積は約16万平方メートル。入居するテナント数は300から400程度と予想され、シネコンも併設する。開業は2015年春、大型連休前の予定。

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