茨城県民「栃木弁は田舎っぽい」「群馬は温泉だけ」
2014.02.21 20:32
自称「北関東の雄」茨城は、同じ北関東エリアの栃木と群馬、そして南隣の千葉の3県に対してどのような感情を抱いているのか。2014年2月20日に放送されたバラエティ番組「秘密のケンミンshow」は、茨城県民の本音を赤裸々に引き出した。
栃木には微妙な仲間意識も
番組スタッフが最初に尋ねたのは、栃木に対する本音。訛りでいえば同じ東関東方言に属する「仲間」だが、やはり微妙なライバル意識はあるようだ。
「栃木は眼中にないと思ってたからねぇ。まず海がないじゃないですか。夏になれば海水浴にくるじゃないですか、阿字ヶ浦と大洗。『(栃木は)なにがあんの?』って聞くと餃子だけ」
「茨城県に入ると言葉でもなんでも、なにかこう都会のように。栃木の方は...田舎っていうような言葉になっちゃう」
そんな上から目線を語る茨城人もいる一方で、「仲間だと思う」「なんか同じで仲良くやっていきたいな」という声も聞かれた。
同じ北関東の群馬に対しては、直接隣り合っていないこともあり、「山と赤城山」「温泉のイメージしかない」とあっさりした意見だった。
千葉は敬意を表し「様付け」
利根川を境に接する千葉県に対する意識は、先の2県とは全く違う。
「千葉...もう負けでしょう、勝てない。千葉はやっぱり強いよね、やっぱり」
「千葉は東京様と同じですよね、ディスニーランドもあるし。東京様、ちょっと下がって千葉様、(そして)私たち茨城がある。......千葉に住みたい!」
ここでVTRは終了。スタジオにいるタレントの渡辺徹(茨城・小山氏出身)は、カメラを向けられると千葉よ勘違いするなと釘を刺した。
「千葉は千葉らしくあって欲しいんですよ。(それなのに)ちょっと東京のフリをしようとする。千葉にあるのに東京ディズニーランドとか新東京国際空港とか。東京ドイツ村って、東京も違うし、ドイツも違う」
これに対して千葉出身の千秋さんは、次のように弁明した。
「千葉が東京のフリをたまにしてしまうのは、東京の太鼓持ちなのでしようがないんです。ただ、皆さんがこんなに千葉に対して憧れているのを知らなかったので...冷たくしてごめんなさい」